お笑いタレントの「たむらけんじ」はテレビ番組で「焼肉店の方が、お笑いよりうまくいっている」とギャグをとばしていた。その「たむけん」経営の焼肉店で食中毒が発生した。

獅子舞姿で登場し、獅子舞をとると、裸の体にひとことギャグを落書きしている。モチネタは「ちゃあ〜」だけ。しかし不思議な笑いでそれなりに人気がある。そんな「たむらけんじ」も売れ出した頃には、すべってばかりで「これで大丈夫」かと周囲にも感じさせる危うさがあった。
彼は2年前から焼き肉店を経営しだした。、これが好調で、現在は4店を経営している。そのせいだろうか、最近は、笑いのネタは同じなのだが、すべっても、それを芸にしてしまう安定感があるようだ。
しかし、お笑いの世界も、飲食産業の世界も気を引き締めないと何が起こるかわからない。
2008/7/28asahi.comによると、
7月14日午後8時ごろ、「炭火焼肉 たむら 名古屋店」で男性客4人(18歳〜21歳)が食事をした。4人は生レバー、ユッケ、ユッケビビンバなどを食べていた。ところが、1日たって、16日午後5時ごらから4人とも下痢や発熱などを訴えて、1人は1日間入院したのだ。幸いにして4人ともその後快方にむかっている。

4人の便を検査したところ、食中毒菌「カンピロバクター」が検出されたため、症状は食中毒によるものと断定された。名古屋市は7月28日に同店を再発防止策が確認されるまで営業禁止とした。
食中毒の原因となる細菌カンピロバクターは鶏、牛、豚などの腸管にすみつき、牛レバーの摂取が原因でも発症することがある。市は加熱処理して食べるよう指導している。

たむらけんじ」はこの件に関して、7月28日に所属する吉本興業(大阪市中央区)で記者会見を行った。
27日から名古屋店を含め全4店を営業中止にしていることを説明したのちに、
「楽しみにしてきたお客さんの気持ちを裏切り、おわび申し上げたい」
と謝罪した。
 
食品事故や偽装事件で、何度もいい訳めいたお詫びを「マニュアル的」に聞かされてきたので、
全店の営業中止と「楽しみにしていた気持ちを裏切ったことを詫びる」という責任転嫁しないはっきりしたお詫びは潔かった。
しかし、食中毒を出したことは、やはり、衛生管理に手落ちがあったからなのだ。再発防止策を急いでもらいたい。そうすれば、やがて信頼回復もできるだろう。

(編集部:TAKESHI)