トルコ代表FWニハト・カフヴェチが、準々決勝のクロアチア戦で太ももを傷め、残り試合を欠場することになった。トルコサッカー協会(TFF)が22日に発表した。
 ニハトは準決勝のドイツ戦への欠場はすでに決まっていたが、これでファイナルに勝ち上がってもプレーできないことになった。ケガのエムレ・ベロゾギュに代わりキャプテンマークを巻いていたニハトだが、クロアチア戦の延長戦終了3分前に負傷し退場、奇跡の同点劇からPK戦での勝利はベンチで目撃していた。
 グループリーグ突破を決めるチェコ戦で2ゴールを決めたニハトはすでにウィーンにある代表チームのベースキャンプを離れ、スペインに向かった。
「彼はドイツ戦の勝利を祈り、選手を激励してから去った」とTFFは説明した。