ユーべ戦へ燃えるピルロ(その1) 「俺はいつだって“ピルロ”だった」
12日夜、セリエA第33節注目の一番ユベントス対ミランが行われる。来季CL出場権をかけた両チームにとって重要な一戦。ミランでの出場数300試合を迎えるMFピルロが、これまでを振り返りながら、燃える胸の内を静かに明かした。
「誰にとっても年月は過ぎていく。インテルにいたときのことで覚えているのは、ベンチばかりだったことと怒りをためていたこと。
ミランでの最初の監督は(ファティフ・)テリムだったけど、正直彼の時代のことはあまり覚えていない。最初のうちはミラン移籍は失敗だったとも思ったよ。(当時の)ブレシャかトリノみたいに中位を争うチームの方がよりプレーできたんじゃないか、って自問自答した。そしてアンチェロッティとともに多くのタイトルを獲ってきた。俺はいつも“ピルロ”だと思ってきた」
「最も記憶に残ってる試合?これまで戦ってきた多くの決勝をのぞけば、(昨季のCL準決勝)サン・シーロでのマンチェスター・U戦、(2002-03年CL準々決勝)アムステルダムでのアヤックス戦、それと(2002-03年CL準決勝)インテルとの“ユーロ・ダービー”だね。
もう一度戦える試合を選ぶなら、絶対に(2004-05年CL決勝)イスタンブールでのリバプール戦だ。確実に俺たちが勝つ」(続く)
「誰にとっても年月は過ぎていく。インテルにいたときのことで覚えているのは、ベンチばかりだったことと怒りをためていたこと。
ミランでの最初の監督は(ファティフ・)テリムだったけど、正直彼の時代のことはあまり覚えていない。最初のうちはミラン移籍は失敗だったとも思ったよ。(当時の)ブレシャかトリノみたいに中位を争うチームの方がよりプレーできたんじゃないか、って自問自答した。そしてアンチェロッティとともに多くのタイトルを獲ってきた。俺はいつも“ピルロ”だと思ってきた」
もう一度戦える試合を選ぶなら、絶対に(2004-05年CL決勝)イスタンブールでのリバプール戦だ。確実に俺たちが勝つ」(続く)