今シーズン開幕前はセリエB降格の有力候補とネガティブな予想を立てられることの多かったアタランタだが、蓋を開けてみれば予想以上に奮闘。クラブの目標であったセリエA残留をほぼ確実としている。好調の要因はさまざまだが、チームを掌握し、好采配を見せたデル・ネーリ監督によるところは大きい。さすがはイタリア国内で「昇格請負人」の異名を持つだけのことはある。

 この結果に、クラブのフロントはデル・ネーリ監督に契約延長を打診。双方ともに合意を得たことから、このほど2009年6月末までの1年間の契約延長が正式に発表された。アタランタはデル・ネーリ体制の下、来シーズンのさらなる飛躍を誓っている。