カシージャス、セルヒオ・ラモスに怒号「仕事に専念しろ!バカやろう」
「仕事に専念しろ!バカやろう」。5日に行われた対マジョルカ戦で相手選手を倒し、同試合2枚目のイエローカードを受け退場となったDFセルヒオ・ラモスがピッチを去る際、守護神イーケル・カシージャスがそう怒鳴り倒していた。
セルヒオ・ラモスの持ち味の一つである“激しさ”がマジョルカ戦では裏目に出てしまった。彼の退場により、レアル・マドリーは一人少ない10人での戦いを強いられ、その7分後には同点に追いつかれた。
セルヒオ・ラモスのカードの多さは目立つ。彼の退場処分は今シーズン3度目、2005年にレアル・マドリーに移籍して以来8度目だ。しかし、パワー、スピード、柔らかさに加え豊富なスタミナ、そしてセンターバックと右サイドバックもこなせるユーティリティ性を持つセルヒオ・ラモスは、守備においても攻撃においてもチームにとって欠かすことのできない選手であることは確か。
退場処分となった上に怒鳴られたセルヒオ・ラモスにしてみれば気分がいいわけない。しかし、試合で“激しさ”をコントロールする重要さをカシージャスは言い表したかったのだろう。
闘争心、時としてそれがマイナスに働くこともある。DFガブリエル・エインセもマジョルカ戦でのような退場劇を回避するためにも「セルヒオ・ラモスはもう少し冷静さを学ぶ必要があるだろう」とコメントしている。22歳という若さでディフェンダーとして高いレベルを見せているセルヒオ・ラモスの課題は、ピッチ内で“激しさ”と“冷静さ”をうまくコントロールする術を身につけるということだろう。
(スペイン通信)
セルヒオ・ラモスの持ち味の一つである“激しさ”がマジョルカ戦では裏目に出てしまった。彼の退場により、レアル・マドリーは一人少ない10人での戦いを強いられ、その7分後には同点に追いつかれた。
退場処分となった上に怒鳴られたセルヒオ・ラモスにしてみれば気分がいいわけない。しかし、試合で“激しさ”をコントロールする重要さをカシージャスは言い表したかったのだろう。
闘争心、時としてそれがマイナスに働くこともある。DFガブリエル・エインセもマジョルカ戦でのような退場劇を回避するためにも「セルヒオ・ラモスはもう少し冷静さを学ぶ必要があるだろう」とコメントしている。22歳という若さでディフェンダーとして高いレベルを見せているセルヒオ・ラモスの課題は、ピッチ内で“激しさ”と“冷静さ”をうまくコントロールする術を身につけるということだろう。
(スペイン通信)