"らーめん缶"に対抗する"うどん缶"

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"おでん缶"に対抗して発売された"らーめん缶"に思わぬ刺客"うどん缶"が現れた。"うどん"といえば、お米の次に日本人に馴染み深いと思われる食材だ。"おでん缶"の父ことチチブデンキ 小菅社長は、いち早く天狗缶詰の"カレーうどん"の発売を開始。それにあわせるかのようにチチブデンキ前の"あきばお〜零"もカレーときつねの"うどん缶"を投入した。"うどん缶"は"らーめん缶""おでん缶"を超えるのだろうか。


■とろみスープが旨さの決め手! - 天狗缶詰

「カレーうどん」を販売している天狗缶詰は、チチブデンキで販売されている"おでん缶"と同じメーカー。カレーは厳選した風味豊かなスパイスを鰹出汁とあわせた絶妙のとろみスープ。麺には独自開発した蒟蒻麺を使用。コシが強くシコシコとした食感を楽しめる。麺はとろみスープが絶妙に絡む平麺で、具材は油揚げと豚肉だ。
「カレーうどん」の中身「カレーうどん」の缶
「カレーうどん」の中身「カレーうどん」の缶

アキバの名所であるチチブデンキでは、"おでん缶の自動販売機と並び"うどん缶"の自動販売機も登場。その場で食べられる温かい缶とお土産用に温めてない缶を選べる。

■麺と種類で差別化 - UMAI

UMAIは、【アキバ物欲】らーめん缶はおでん缶を越えるか!チチブデンキ 小菅社長がらーめん缶を語る【アキバ物欲】"冷やし麺"登場!品切れ続出"らーめん缶"夏の陣で紹介した"らーめん缶"を販売しているメーカー。

もともと"らーめん缶"は都内の人気ラーメン店「麺屋武蔵」山田雄氏が、平成16年の新潟県中越地震の炊き出しを行った際に「水も火もない状況でも、被災者の方が楽しめるラーメンがあれば」という思いから、同社との共同開発して誕生した。今回の"うどん缶"は非常時にも選べる楽しさを味わってもらいたいとの考えから"らーめん缶"の姉妹品として考案された。

「きつねうどん缶」は、讃岐風の出汁を使った本格的な味わいと大きな油揚げが特徴。麺は太めの蒟蒻麺で常温でも食べられる味付けを心掛けたそうだ。

「きつねうどん缶」の中身「きつねうどん缶」
「きつねうどん缶」の中身「きつねうどん缶」

「カレーうどん缶」は、「きつねうどん缶」と同じく和風だしをベースに"ピリッ"と効かせたスパイスが特徴。こちら太めの蒟蒻麺を使用している。
「カレーうどん缶」の中身「カレーうどん缶」
「カレーうどん缶」の中身「カレーうどん缶」

今回、2種類の"うどん缶"を用意した理由を営業担当者にうかがってみると、「最初のシリーズなので、王道のきつねと何より人気のあるカレーは外せないと考えました」とのコメントをいただいた。"らーめん缶"と同様に非常食としてのコンセプトから誕生しているが、缶食文化の先進地であるアキバを行き来する人々や観光客の日常食としても意識しているそうだ。

"らーめん缶"は半年で約200万缶を売り上げたが、"うどん缶"がその売り上げに追いつくかどうかが注目される。今後の展開としては"うどん缶"は"けんちんうどん缶"を、"らーめん缶"はご当地・有名店の"らーめん缶"を考えており、麺類以外のサプライズも開発中とのことだ。

■売上げは"らーめん缶"を突破!

こてんぐとUMAIの"うどん缶"を編集部で試食してみたところ、人によって好みがわかれるが、1位こてんぐ「カレーうどん」、2位「きつねうどん缶」または「カレーうどん缶」という結果だった。こてんぐ「カレーうどん」は、UMAIの「カレーうどん」に比べて「スープにとろみがあり、麺との絡み具合が絶妙だった」という意見が多かった。麺の食べ応えという点では「UMAIの麺はこてんぐよりも太く、口にほおばったときの食感がよい」との意見もあった。

チチブデンキ小菅社長によると、"うどん缶"は"おでん缶"の販売数にはおよばないものの、同店が扱う麺類の缶づめの中では、"らーめん缶"よりも売れているという。

チチブデンキ 小菅社長
チチブデンキ 小菅社長"うどん缶"の自動販売機

"おでん缶"から始まったアキバの缶詰戦争は、"らーめん缶"と"うどん缶"の登場で、いつの間にか麺缶詰に移行してきた。しかし、冬になれば"おでん缶"の巻き返しが始まるとみられ、それに合わせて各メーカーが新しい麺缶詰を投入してくる可能性も高い。

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編集部:関口哲司
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