夜の街に響き渡る激突音 阿南市橘町で「けんかだんじり」【徳島】
秋祭りのシーズンが到来しました。
阿南市橘町では、海の安全と豊漁を祈願する「海正八幡神社の秋祭り」が、10月1日から始まりました。
2026年も、祭りの名物「けんかだんじり」が繰り広げられ、激しい衝突音や、若者たちの威勢の良いかけ声が、夜の街に響き渡りました。
阿南市の漁師町、橘町を舞台に毎年10月1日から3日間行われる、海正八幡神社の秋祭り。
午後7時を過ぎたころ、町内の東、中、西、先の各地区から、竹笹や提灯で飾られた4台のだんじりが、法被を着た男たちにひかれて町内の狭い路地へと入っていきます。
だんじりの重さは約4トン。
男たちはこのだんじりを引っ張って、路地を練り歩きます。
そして、他の地区のだんじりと出会うと…。
だんじり同士をぶつけ合うことから、「けんかだんじり」と呼ばれています。
耳をふさぐ子どもに、電柱の後ろに隠れて見学する女性の姿も。
(見物客)
「かっこいい、衣装もめちゃくちゃかっこいい。全員かっこいい」
中には、大阪在住でだんじりをこよなく愛する、アメリカ出身の男性も来ていました。
(観光客・アメリカ出身)
「ぼくは泉大津市から来た。(だんじりが)ぶつかったりするのも一緒」
「その圧力がもうレベチ(レベル違い)もうぎゅーんった。心がぐーんってなって、ワーってなって、バリ熱いから」
男たちの意地と意地がぶつかりあう、橘のけんかだんじり。
江戸時代から変わらないその迫力は、人種や性別を問わずたくさんの人を魅了していました。
橘のけんかだんじりは、10月2日の夜も行われます。
