北京で毛虫が大量発生

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北京ではこのところ、「毛虫」の大量発生が話題となっています。多くの市民が、木の上や地面で大量の毛虫を見つけており、街路樹には白い網状の巣や葉脈だけを残して食べ尽くされた葉も見られます。

この毛虫の正体は、外来種の「アメリカシロヒトリ」です。現在、北京ではアメリカシロヒトリ第3世代の幼虫による被害がピークを迎えています。華中農業大学植物科学技術学院の周興苗教授によると、華北地域では年に3世代繁殖するため、前の2世代を十分に防除できなかった場合、秋には個体数が急増します。

アメリカシロヒトリはメス1匹が800~2000個の卵を産むほど繁殖力が強く、中国には天敵となる昆虫の種類や数が少ないことに加え、都市では農村部のように毎年薬剤を散布して防除することが難しく、秋に短期間で急激に大量発生する原因となっています。

周教授は、アメリカシロヒトリは生態系に深刻な被害を及ぼすものの、人間を刺したり、病気を媒介したりすることはないと説明しています。

北京では現在、寄生バチの一種「Chouioia cunea Yang」を活用した生物的防除を進めています。このハチはアメリカシロヒトリなどのチョウ目害虫の天敵です。(提供/CGTN Japanese)