Googleは、ChromeOS搭載端末への定期アップデートとセキュリティパッチの提供を2034年半ばまで継続し、その後は新しい「Googlebook OS」への移行を進めます。比較的新しいChromebookの多くはGooglebook OSへ移行できる見込みですが、対象機種や具体的な移行方法はまだ公表されていません。

What the Googlebook announcement means for your ChromeOS devices - Chrome Enterprise and Education Help

https://support.google.com/chrome/a/answer/16634428

Google confirms ChromeOS phase out in 2034 - 10-year support lifetime cut short for some devices, company says it will support transition to Googlebook OS | Tom's Hardware

https://www.tomshardware.com/laptops/google-confirms-chromeos-phase-out-in-2034-10-year-support-lifetime-cut-short-for-some-devices-company-says-it-will-support-transition-to-googlebook-os

ChromeOSは、GoogleがChromebook向けに開発してきたOSです。2011年から提供され、教育機関や企業を含む幅広い環境で利用されてきました。GoogleはChromeOSについて、セキュリティ、シンプルさ、動作速度、共有のしやすさ、管理のしやすさを重視してきたと説明しています。

古いPCをサクサク動作に復活させるGoogle製OS「ChromeOS Flex」のインストール手順まとめ - GIGAZINE



そして2026年9月、Googleは新たに「Googlebook」と、そのための新OS「Googlebook OS」を発表しました。Googlebook OSはChromeOSとAndroidの技術基盤を組み合わせたOSで、端末間の連携やネイティブアプリ対応、Geminiを活用した機能などを提供します。

「Androidユーザー向けのMac」を目指したAndroidベースのGoogle純正プレミアムノートPC「Googlebook」が登場 - GIGAZINE



これに伴い、GoogleはChromeOSのサポートを2034年で終了すると発表しました。現行のChromeOS端末には、それまでは定期的なアップデートとセキュリティパッチが提供されます。

Chromebookでは原則として10年間のアップデート期間が設定されています。このため、一部の比較的新しい端末では、本来のサポート期間が2034年より後まで続く計算になります。Googleは、こうした対象端末についてGooglebook OSへの移行を支援し、多くの端末で直接移行できるようにするとしています。

ただし、すべてのChromebookがGooglebook OSへ移行できるわけではありません。Googleは「比較的新しいChromebookの多く」が対象になると説明していますが、対応機種や移行手順の詳細は記事作成時点だと明らかにされていません。

Googlebookも、Chromebookと同様に10年間のアップデートとセキュリティパッチが提供される予定です。ただし、その期間は端末の購入日ではなく、搭載されているCPUの発売時点を基準に数えられるとのこと。



by Luis Roca

学校や企業向けのGooglebookの展開は段階的に進められ、主要な管理機能は2027年後半から提供が始まる予定。現在のChromeOS Enterprise UpgradeやChromeOS Education Upgradeは、既存のChromeOS端末では引き続き利用できます。一方、ChromebookをGooglebook OSへ移行した場合や、新しいGooglebookを導入した場合には新しいライセンス体系が適用される見込み。ただし、具体的な料金や条件はまだ発表されていません。

また、Googlebook OSではAndroidアプリへの対応が強化されますが、Googleはウェブアプリも引き続き重視するとしています。企業や学校向けのウェブアプリ管理機能や、ウェブ開発者向けAPIも維持される方針です。