20年ぶりの「惨事」 日本野球の底力に韓国メディアも愕然 WBC戦士を翻弄した“社会人代表”のレベルに広まる衝撃「屈辱的な1ページとして残る」【アジア大会】

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向山の鮮烈な一打で先制し、韓国を突き放していった日本(C)Getty Images

 日本のエポックメーキングな白星に反響が拡大している。

 9月24日に愛知・名古屋アジア大会の野球のスーパーラウンドで韓国と対戦した日本は5-0で完勝。3回に向山基生(NTT東日本)の先制適時二塁打などで3点を先行すると、投げては先発した樋口新(王子)が7回(92球)を投げ、被安打4、無四球無失点と好投。攻守で相手に付け入る隙を与えなかった。

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 毎大会のように社会人代表で臨んでいる日本は、金メダルなら兵役免除となるため、いわば“本気”の韓国の前に立ちはだかった。打っては今春のWBCにも参戦していた韓国先発のソ・ヒョンジュンを3回でノックアウト。投げては先発した樋口から続く3人の継投リレーで、キム・ドヨンやムン・ボギョンらWBC代表戦士が顔をそろえた強力打線を翻弄した。

 日本の社会人野球の意地を見せた一戦だった。その一方でKBO(韓国プロ野球)リーグの精鋭が集っていたこともあり、韓国国内では衝撃が広まっている。日刊紙『スポーツソウル』は「韓国野球の歴史に、またしても“惨事”として記憶される試合となった。野球代表チームが社会人選手で構成された日本に敗れ、決勝進出すら危ぶまれる状況に陥った」と指摘。アジア大会において2006年のドーハ大会以来20年ぶりに喫した敗戦を辛辣に非難した。

「韓国野球が20年ぶりにアジア大会で日本に敗れた。プロのエリート選手で構成されたチームは、全員が社会人選手で編成された日本に、1点も奪えず完敗したのだ。この敗北は韓国野球史にまた一つ、屈辱的な1ページとして残る」

 また、同紙は日本の社会人野球のレベルの高さもクローズアップし、「改めて日本野球の『力』を目の当たりにした。社会人野球もこれほどまでに高いレベルとは……。韓国とは大きく異なる」と感嘆。ライバルの底力を素直に認めている。

「日本は基本的に世界的な野球大国だ。WBC最多優勝国(3回)がその証だ。しかし、もっと驚くべき点がある。それは彼らの『底辺』だ。日本はプロだけが巧いわけではない。今回のアジア大会で彼らは韓国を相手に格の違いを証明した」

 精鋭揃いの韓国ナインを呆然とさせた日本野球の“底力”。「まさか」の試合が文字通り世界を驚かせている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]