アトレティコ・マドリードを率いるシメオネ photo/Getty Images

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ディエゴ・シメオネがアトレティコ・マドリードの指揮官に就任して以降、チームはレアル・マドリードにとって最も難しい相手の一つとなった。ラ・リーガでの直接対決では、これまでにレアル・マドリードから48ポイントを奪っており、バルセロナの47ポイントを上回っている。『MARCA』が報じた。

かつては両チームの対戦で大きな差があり、サンティアゴ・ベルナベウの南スタンドには「ダービーにふさわしいライバルを探している」といった横断幕が掲げられたこともあった。アトレティコ・マドリードは実に14年間、レアル・マドリードとのダービーで苦戦を続けていた。

その流れを大きく変えたのが、2011年12月に就任したシメオネだった。当時のアトレティコ・マドリードはコパ・デル・レイでアルバセテに敗退し、ラ・リーガでも下位に沈んでいた。そんなチームを引き継いだシメオネは、就任時に掲げた「競争する」という言葉を実践していく。

就任直後のダービーでは苦戦し、ラ・リーガでは最初の3試合で敗れた。しかし、2013年のコパ・デル・レイ決勝が転機となる。アトレティコ・マドリードは敵地ベルナベウでレアル・マドリードを破り、それ以降、レアル・マドリードにとって最大級の難敵となった。

そして先週末のダービーでもアトレティコ・マドリードがレアル・マドリードを撃破。シメオネ就任後のラ・リーガにおける直接対決で、レアルから奪った勝ち点は48に到達した。さらにアトレティコ・マドリードは、1951年以来となる本拠地でのダービー連勝も記録した。

シメオネ体制でのラ・リーガ30試合における48ポイントという数字は、レアル・マドリードが最も多く勝ち点を失った相手がアトレティコ・マドリードであることを示している。バルセロナは47ポイントで続いているものの、こちらはアトレティコより1試合少ないため、10月のクラシコで試合数が並ぶ可能性がある。

3位はビジャレアルで、レアル・マドリードとの27試合で34ポイント。レアル・ベティスとバレンシアも34ポイントで並ぶが、両チームはビジャレアルより多くの試合を消化している。

その後にはセビージャ、レアル・ソシエダ、アスレティックが続き、それぞれ22、20、18ポイントをレアル・マドリードから奪っている。

シメオネ就任によって大きく変わったアトレティコ・マドリードとレアル・マドリードの関係。先週末のダービーでもアトレティコ・マドリードが勝利を収めたことで、シメオネは改めて「レアル・マドリードキラー」ともいえる存在感を示すことになった。