天皇杯3回戦で柏は今治に4-0で勝利。フル出場した古賀は、チームの無失点勝利に貢献した。写真:滝川敏之

写真拡大

[天皇杯3回戦]柏 4-0 今治/9月23日/三協フロンテア柏スタジアム

 リーグ戦、ルヴァンカップ、天皇杯、ACLエリートの4冠を目ざす柏レイソルにとって、FC今治との天皇杯3回戦は実りの多い一戦になったと言えるだろう。

 今季の公式戦初先発となったFW細谷真大が2ゴールを挙げれば、公式戦初出場のMF戸嶋祥郎も1ゴール。さらには柏でのデビュー戦となったDF麻田将吾、3日前のJ1第8節・FC町田ゼルビア戦に続いてゴールを守ったGK若原智哉、17歳のMF長南開史など、これまであまり出番をもらえていない選手たちがそれぞれ持ち味を発揮。相手はJ2リーグで最下位に沈むチームとはいえ、選手層の厚さを見せつける格好にもなった。
 
 キャプテンの古賀太陽も一定の手応えを示す。

「相手がある程度プレッシャーをかけてくることは予想していて、ピッチ内でも選手間でやりづらさに対する会話をしていました。(37分に)1点入ってからは少し落ち着いた印象もあるので、良い時間帯に点が取れたのと、ピッチ内での会話で上手く変化を起こしながら表現できた部分はあったのかなと。

 もっと早く、それが10分、15分くらいでできればよりいいですが、試合感だったり、なかなか一緒にプレーしていない選手たちとの組み合わせもあったので、試合を重ねていきながら、修正していくスピード感も全員がもっと高いレベルに持っていければいいのかなと思います」
 
 柏はACLエリートのリーグステージを含め、直近の4試合は2勝2敗とイーブンだが、合計で10失点を喫していた。そうしたなかで今治戦は無失点勝利。古賀も「もちろん相手に握らせない展開を90分間できるのが理想ですが、そう簡単にいかないなかで、とにかくゼロで終われたのは、ここ数試合、失点が続いていたチームにとってはプラスに働く」と語る。

 柏の次戦は10月3日のルヴァンカップ4回戦・ガンバ大阪戦まで空く。目標の4冠に向け、その中断期間で守備面をさらにブラッシュアップしていけるか。

 古賀は「失点が多いところはいち早く修正していかなきゃいけないポイント。後ろの選手だけじゃなく、全員の守備意識だったり、細かいところの擦り合わせを中断期間でやって、とにかくゼロの試合を増やしていけるように準備していきたい」と表情を引き締めた。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

【画像】ゆうちゃみ、鈴木亜美、日向坂や乃木坂の人気メンバー、加護亜依ら豪華タレント陣が来場、Jのスタジアムに華添えるゲストを特集