2023年11月の日本代表初招集からもうすぐ3年、ブンデスリーガで評価を高め続けるMF佐野海舟(マインツ)は中心選手としての自覚を深めながら次の4年間へのスタートを切った。

 24日のキリンチャレンジカップ・ウルグアイ戦ではボランチでの先発が見込まれる中、佐野は前日練習後に報道陣の取材に対応。「しっかり勝利にこだわってやっていきたい。新しい選手が多いので、自分も周りの選手のカバーも含めてやっていければ」と力強く意気込んだ。

 9月・10月シリーズ4試合に臨む日本代表は佐野ら19人の北中米W杯メンバーに加え、W杯では招集外だった11人も招集。チームとしては継続路線を掲げながらも、来年1~2月のアジアカップに向けて新戦力の融合が問われる活動となる。

 佐野は新たな節目にも「1試合1試合の重みは変わらない。しっかり勝ちを積み上げることがプラスになると思うので、1試合の重みを持ちながらやっていきたい」と冷静に話しつつ、中心選手としての自覚は深まるばかりだ。「自分の武器をしっかり出していきながら、それにプラスして新しい選手も多いのでそこは自分がカバーできれば」と周囲をサポートする姿勢を強調した。

 シリーズ初戦の対戦相手は南米の強豪ウルグアイ。相手の中盤にはプレミアリーグでプレーするMFロドリゴ・ベンタンクール(トッテナム)を始め、デュエルに強い選手たちが並んでいるが、これまでパラグアイやブラジル相手に渡り合ってきた25歳に不安はない。

「そこは自分の武器でもあると思うので、負ける気はない。逆に相手が来る分、ひっくり返せるチャンスが絶対にあるので、相手の勢いをうまく使っていきながら、冷静さを持ちつつ、デュエルで絶対に負けない気持ちでやっていくことが必要」。普段通りのプレーで迎え撃つ構えだ。

(取材・文 竹内達也)