悔しそうにメダルを見つめる佐藤淑乃(左は和田由紀子=カメラ・宮崎 亮太)

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◆愛知・名古屋アジア大会 第4日 バレーボール(22日、小牧市スポーツ公園総合体育館) 

 セットカウント0-2と中国に追い込まれ、後がなくなった日本は第3セットで逆襲に転じながらも耐えきれず0-3のストレート負けを喫した。

 一気に勝負をかけたい中国はセッターを変更。日本はサーブで崩して第1セット、第2セットで生み出せなかった連続得点が出る。10ー2と大量リードをするが徐々に追い上げられ、19ー13から痛恨の6連続失点で並ばれる。1点を奪い合う大接戦を繰り広げ、中国にマッチポイントを握られると反撃できずに敗れた。最後はサービスエースで決められた

 日本は2大会連続で中国に決勝で敗れ、中国は3連覇を達成した。

 先発メンバーは和田由紀子、佐藤淑乃、セッターに主将の関菜々巳、山田二千華、鴫原ひなた、秋本美空、リベロは西崎愛菜。最年少20歳の秋本は予選から全5戦でスタメン入り。

 【第1セット】佐藤、和田のダブルエースがブロックされまくり、ブロックの上からスパイクを次々に決められ、なかなか連続得点を生み出せなかった。日本はチーム最長身185センチの秋本が随所で攻撃に参加し、強弱つけた攻撃で得点。MB山田の移動攻撃、Bクイックなどであらがい、一時は13-13の同点に追いついたが、苦しい場面で連続失点を喫するなど主導権を握らせてもらえなかった。セットポイントを握られた18ー24の場面では長いラリー戦を耐えて得点したが、逆転はできなかった。

 【第2セット】このセットも中国の高さに屈して20-25で連取された。平均身長で約10センチも上回る中国に少しでも高さで対抗するため177センチの鴫原ひなたをベンチに下げて、183センチの北窓絢音を投入。序盤から1-6と突き放されながら、和田のライトからのバックアタックなど単発的な得点や粘り強いラリーで積み重ねていくが、1点取っては連続失点を繰り返した。第12セットで通用したMB山田の移動攻撃も撃墜された。

 

 

 五輪3度の金メダルを誇るアジア最大の強敵・中国とは、通算48勝162敗。直近は昨年のネーションズリーグ1次リーグで対戦し、1-3で敗れている。高さが脅威で、21日のタイ戦でチーム最多29得点と大暴れした長身189センチのアウトサイドヒッター・呉夢潔らが攻撃をけん引する。

 4年に一度のアジア大会で、女子種目は第4回大会の1962年ジャカルタから実施。日本は62年大会から78年バンコク大会まで5連覇した後、優勝から遠ざかっている。06年ドーハ大会では5大会ぶりの決勝で中国に敗れ、4大会ぶり決勝に進んだ前回23年杭州大会も中国に敗れた。

▽準々決勝結果

タイ  3-0  インドネシア

中国  3-0  ベトナム

韓国  3-0  カザフスタン

日本  3ー0  台湾

▽準決勝

中国 3ー2 タイ

日本 3ー0 韓国

▽日本の試合結果

■予選

16日 ネパール 3〇0

18日 インドネシア 3〇1

※予選首位通過

20日 準々決勝 台湾 3〇0

21日=準決勝 韓国 3〇0

22日=決勝 中国

【日本女子のアジア大会代表メンバー】()内数字は背番

⑴アウトサイドヒッター

和田由紀子 (ブスト・アルシーツィオ)

⑸アウトサイドヒッター

佐藤淑乃(ミラノ)

⑹セッター

関菜々巳※主将(ブスト・アルシーツィオ)

⑾ミドルブロッカー

山田二千華(NEC川崎)

⒀ミドルブロッカー

山口真季( KUROBE富山)

⒁セッター

塩出仁美 (大阪MV)

⒃アウトサイドヒッター

鴫原ひなた(愛知)

⒅リベロ

西崎愛菜(大阪MV)

(21)アウトサイドヒッター

廣田あい(NEC川崎)

(22)アウトサイドヒッター

北窓絢音(SAGA久光)

(23)ミドルブロッカー

井上未唯奈(SAGA久光)

(26)アウトサイドヒッター

秋本美空(ブスト・アルシーツィオ)