平井拓郎氏が自身のYouTubeチャンネルで「【バンドマン必見】才能がないと気付いた後、僕たちはどう生きるか」を公開した。動画では、自身の経験を踏まえ、才能の定義や、才能がないと気付いた後の生き方について語っている。

平井氏は、才能とは「ある・なし」というデジタルなものではなく、「塩加減のようなもの」で、どれぐらいの才能かという基準で考えるべきだと指摘する。自身の音楽活動において、メジャーデビューは果たしたものの武道館には届かなかった経験を挙げ、「武道館を達成するほどのリアクションを手に入れることができる才能」はなかったと振り返った。その上で、才能の有無は世間からの「リアクション量」で決まると断言した。

才能がないと気づいた時は「まずは絶望する」としながらも、そこからの生き方が重要だと提唱する。打開策として「フィールドとポジションを変えると才能が花開くことがある」と述べ、ゴールデンボンバーやイチロー氏など、別の分野やポジションへ移って成功を収めた著名人の事例を紹介した。平井氏自身も、バンドマン時代に培ったコミュニケーション能力や交渉術を活かし、会社経営やYouTubeという別のフィールドへスライドさせていった経緯を明かしている。

また、結果を出す人の共通点として「現実主義と理想主義が共存している」と分析。現実からの厳しい反応から目を逸らさず、仮説と検証を繰り返す姿勢の重要性を説いた。さらに、「センスは仮説のコントロール」であると定義し、世の中の反応を冷静に見極める「目の良さ」が不可欠だと語った。

最後には、才能の有無に関わらず「良い人生は良い人間関係」から生まれると述べ、周囲にどれだけ良い影響を与え、感謝されるかが最も重要であると締めくくった。才能という残酷な現実に向き合いながらも、したたかに生き残るための具体的な戦略が提示されている。

チャンネル情報

メジャーデビュー、ロッキン等大型フェス出演を経験した平井拓郎が、音楽業界のリアルな裏側を日水金20時に発信。 バンドの現実と成功のウラ側 夢と金の間でもがく表現者への指針 経営者視点の音楽ビジネス 実体験に基づく失敗談や業界のウラ話など、本気で音楽を志す方や好奇心旺盛な方へ届けます。