「政治がサッカーを手に入れたがっている」 イタリアサッカー連盟のマラゴ会長が異例の発言! コミッショナー化&“未登録問題”をめぐり「何年も前から繰り返されている」
FIGC(イタリアサッカー連盟)のジョバンニ・マラゴ会長が、イタリアサッカー界への政治介入をめぐって踏み込んだ発言をした。
マラゴ会長は21日、伊『Corriere dello Sport』のポッドキャストに出演。自身のFIGC会長就任をめぐる未登録問題や、CONI(イタリアオリンピック委員会)による連盟のコミッショナー化の可能性について語った。
そのなかでマラゴ会長は、政治とスポーツをめぐる動きについて「ここ数日、数週間、数カ月、数年にわたって、政治がスポーツの世界、とりわけサッカーに介入したいという意欲、関心、願望をますます強めていることに気づいているだろう」と発言した。
現在、FIGCをめぐってはマラゴ会長の未登録問題が浮上している。6月の会長選挙を前に、マラゴ氏がFIGCの登録をしていなかったことが問題視され、9月にはCONI側がこの問題についてFIGCの対応を検証する流れとなった。CONIの検察総長ウーゴ・タウチェル氏は、マラゴ氏個人については手続きを終える一方、FIGC側に規則違反がなかったかをCONIに委ねている。
そのため、FIGCがコミッショナーの管理下に置かれる可能性も取り沙汰されている。マラゴ会長自身も、過去にイタリア代表がボスニア戦で苦戦した後からコミッショナー化を求める声が強まったと振り返った。
「しかし、法的には不可能だった」としたうえで、「その後、選挙で50%+1票を獲得することを阻止するためのさまざまな試みがあった。その後は1カ月半にわたってパンタフラージュ(公職と民間職の間の移行をめぐる問題)があり、そして今回が登録問題だ」と語った。
そして最後に「政治の誰かが明らかに関心を持っている」と述べた。
なお、マラゴ会長はジョルジャ・メローニ首相と話をしたのかと問われると、「彼女にはもっと重要なことがあると思う」と冗談交じりに返答。特定の政治家を名指しすることは避けながらも、政治とサッカーをめぐる一連の動きへの警戒感を示した。

