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250年以上の伝統がある南砺市の伝統的工芸品「井波彫刻」の大型の欄間が、アメリカの博物館に贈られることになりました。

アメリカの博物館に贈られるのは、井波彫刻師の谷口草雲さんが45年前に手がけた、長いもので長さがおよそ2.8メートルある景観を描いた作品7点です。これらの欄間は金沢の料亭に飾られていましたが、閉鎖後保存されていました。きょう、作者の家族が立ち会う中、欄間の所有者と井波彫刻協同組合との間で調印式が行われました。

今回欄間がアメリカに渡ることになったのは、去年秋に井波彫刻師の三代目・南部白雲さんたちがアメリカで井波彫刻の巡回展を開いたことがきっかけです。フロリダ州にある、日本文化を専門に紹介している「モリカミ博物館」に贈られます。

井波彫刻協同組合 酒井秀哲理事長
「アメリカで井波彫刻が広く知られ、カベを飾る木彫の芸術として新しい可能性を開いてほしいと思っています」

今回贈られる欄間は、展覧会が来年秋に計画されているということです。井波彫刻は販路の拡大が課題となっていて、井波彫刻協同組合は「海外で井波彫刻の魅力を知ってもらうことで、ニーズの掘り起こしや担い手の確保にもつなげたい」としています。