「出禁にして」高安、横綱・大の里撃破で金星も一部ファンに“残念な行為”「そもそも危ない」憤る声も

<大相撲九月場所>◇四日目◇16日◇東京・両国国技館
結びの一番で無敗の横綱・大の里が高安に敗れる波乱が起きた。館内は大きな歓声に包まれたが、その直後、館内では一部のファンから“残念な行為”が見られる一幕があった。
注目の結びの一番は、前頭二枚目・高安(田子ノ浦)が横綱・大の里(二所ノ関)を突き倒しで下した。この結果、高安は見事な殊勲の金星を獲得し今場所2勝2敗に。一方の大の里にとっては、今場所初黒星となる痛恨の敗戦(3勝1敗)となった。
立ち合い、両者は激しくぶつかり合った。下から押し上げていこうとする大の里に対し、高安は左に素早く動きながらいなしを見せる。体勢が崩れた大の里に対して高安がすかさず手を伸ばして突き倒すと、勢い余った大の里は土俵下へと転落した。
かつては“風物詩”も現在では禁止行為
金星の熱戦に館内が沸き返る一方で、勝負決着直後には残念な光景…座布団が宙を舞う事態となり、高安が懸賞を受け取る際にもカメラにその様子が抜かれていた。
座布団が舞う光景は大相撲中継の“風物詩”として語られることもあるが、現在では日本相撲協会の「相撲競技観戦契約約款」第8条(禁止行為)において「物品の投げ入れ」「他人の生命、身体、財産に危険を及ぼす虞のある行為」と明確な禁止事項となっている。
また、過去には日本相撲協会のYouTube公式チャンネル「親方ちゃんねる」で親方衆が座布団投げの危険性に言及しており、「目なんかに当たると失明する危険もありますし」「罪に問われる可能性もあります」と強い警鐘を鳴らしていた経緯もある。力士の真剣勝負に興奮するのは無理もないが、一定の節度が求められる。(ABEMA/大相撲チャンネル)
