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16日(水)は太平洋側を中心に広い範囲で雨が降りました。これまでの一日の天気を振り返ります。

■東北から九州の太平洋側で雨 東京都心は21日連続で降水を観測

16日(水)は本州から四国の南岸に停滞し、太平洋側を中心に広く雨が降りました。湿った空気や上空の寒気の影響で大気の状態が不安定になり、1時間に30ミリ以上の激しい雨が降った所もありました。関東でも広く本降りの雨となっていて、東京都心では16日(水)までに21日連続で降水を観測しています。

関東甲信地方や東海地方では、9月上旬の日照時間が平年の3割程度しかなく、1961年の統計開始以降、最も少なくなっています。この先もしばらくは秋雨前線や湿った空気の影響を受けやすく、日照時間は少なく、降水量は多い見通しです。農作物の管理に十分な注意が必要になりそうです。

<1時間降水量>※午後3時まで
阿蔵(愛知)   37.5ミリ
土佐清水(高知) 36.5ミリ
掛川(静岡)   35.0ミリ
南国日章(高知) 30.0ミリ

■雨の影響で気温ダウン 名古屋や大阪でも10月並み

雨の影響で太平洋側では気温があまり上がらず、仙台や東京、大阪や名古屋でも10月並みの肌寒さとなりました。北海道や東北北部は広く秋晴れとなり、湿度も低く過ごしやすい陽気になっています。日中は25℃近くまで上がった所もありますが、日が暮れると気温が一気に下がりますので、服装選びには注意が必要です。

西日本は日本海側ほど日差しが届いて、九州を中心に真夏日になった所がありましたが、真夏日地点数は午後3時までで83地点と、5日ぶりに100地点に届きませんでした。

<16日(水)の最高気温>午後3時まで・()内は季節感
札幌  24.7℃(9月上旬)
仙台  20.5℃(10月中旬)
新潟  24.4℃(9月下旬)
東京  22.6℃(10月中旬)★4日ぶりに25℃未満
名古屋 24.3℃(10月中旬)★5日ぶりに25℃未満
大阪  23.2℃(10月中旬)★12日ぶりに25℃未満
広島  28.9℃(9月中旬)
福岡  29.6℃(9月上旬)

■台風25号発生へ シルバーウイークへの影響は…

熱帯低気圧はグアム近海を北上していて、17日(木)までには台風まで発達する見通しです。今後は暴風域を伴いながら小笠原諸島に接近する恐れがあります。小笠原諸島では18日(金)の午後から19日(土)にかけて荒れた天気に警戒が必要です。

その後はさらに北上を続け、20日(日)には日本の南の海上まで進んでくる予想です。伊豆諸島付近には秋雨前線が停滞する見通しで、台風周辺の湿った空気が前線を刺激することで、東日本の太平洋側や伊豆諸島を中心に大雨になる恐れがあります。

21日(月)の予報円は大きく進路がまだ定まっていませんが、中心付近を通った場合は関東に接近する恐れがあります。また、秋雨前線の影響で東北でも大雨になる恐れがあるでしょう。

台風が西寄りの進路を通った場合は、西日本でも雨が強まる恐れがあるため、現段階で晴れマークの地域でも最新の気象情報には留意が必要です。予報円の東寄りの進路を通った場合は、台風が影響する範囲が少なくなったり、それほどの大雨にならない可能性もあります。

シルバーウイークで旅行の予定を立てている方なども多いかと思いますが、まだ先の予報には幅がある状態です。可能な限りは、もう少し予報が定まってから最終的に判断するのが良いでしょう。

気象予報士 澤麻美