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原油高や財政悪化の懸念から世界で長期金利が上昇しています。アメリカでは10年債の利回りがおよそ19年ぶりに5%台をつけ、日本も30年ぶりの高い水準となっています。

16日の債券市場ではアメリカの10年物国債の利回りが一時、5%台をつけました。およそ19年ぶりの高い水準です。

日本でも、長期金利が3%を超え30年ぶりの水準となっているほか、ヨーロッパでも軒並み上昇しています。

背景にあるのはさらなる物価上昇への不安です。中東情勢の緊迫化で原油の先物価格は1バレル100ドル台に値上がりしインフレ懸念から金利が上昇。

また、各国の財政悪化懸念も債券が売られ金利が上がる大きな要因です。

アメリカ トランプ大統領
「『トランプ配当』で成人全員に5000ドルを配る」

アメリカのトランプ大統領は中間選挙で勝利すれば、国民におよそ75万円を配ると宣言。

また、日本でも消費税減税や積極財政による財政悪化が懸念されています。

長期金利が上昇するとローンのある人と無い人、資産のある人と無い人で格差が広がると指摘します。

SMBC日興証券 シニア金利・為替ストラテジスト 丸山凜途さん
「結果的に毎月毎月ですね、払う金利の部分というのは大きくなっていくということになるので、家計にとっては負担になっていくということ。一方で、例えば高齢者の方など預貯金が豊富にありますという方は、金利が上がった分の運用資産の利回りは高くなっていくので、両極端な影響が出てくる可能性が高いだろう」