《ラストコール出演超有名キャバ嬢・ヤマトリノ(27)逮捕》「店の出入り口に監視カメラ」月売2億3000万円のカリスマを追い詰めた本気捜査網とは
9月15日、警視庁は、コカイン0.4グラムを所持していたとして東京都港区在住の田沢梨乃容疑者(27)と、交際相手で会社役員の福本康太容疑者(28)を麻薬取締法違反の疑いで逮捕した。田沢容疑者は、東京・六本木の超高級キャバクラ「JUNGLE TOKYO(ジャングル東京)」に所属し、ヤマトリノの源氏名で知られ、インフルエンサーとしても活躍するトップクラスのキャバ嬢だった。【前後編の前編】
【写真を見る】逮捕直前にヤマトリノ容疑者が見せた「暗い表情」、ヘソ出しスタイルでトボトボと歩き怪しげな雑居ビルへ。そのほか、最後に更新されたストーリーなど
容疑者の知人が語る。
「彼女はコロナ禍のころ、X(旧Twitter)で『選手の妻』という匿名アカウントを開設し、鋭い毒舌とユーモア溢れる投稿で一躍注目を集めました。そこからインフルエンサーやYouTuberとしても知名度を上げ、自身のバースデーイベントがあった月には2億3000万円を売り上げたと明かしていました。
キャバ嬢が出演する人気オーディションYouTube番組『LAST CALL(ラストコール)』にも一時期レギュラーキャストとして出演もしていた。まさに夜の街のトップランナー的な存在でした」
密かに行われていた内偵
だが、その華やかな夜の裏側で、捜査当局は厳しい視線を注ぎ続けていた。関係者が舞台裏を明かす。
「かねてより警視庁は同店の出入り口が見える位置に監視カメラを設置し、出入りを細かく記録・監視していました」
背景には、警視庁が半年以上にわたって推し進めてきた大がかりな組織犯罪対策が存在していたという。前出の関係者が続ける。
「警視庁は今年1月、指定暴力団・住吉会の2次団体『幸平一家』の壊滅と取り締まり強化を目的とした特別対策本部を設置しました。これまでに摘発した匿名・流動型犯罪グループ(いわゆる『トクリュウ』)のメンバーを追う中で、同一家の組員が深く関与している実態が浮かび上がったためです。その手口は特殊詐欺やロマンス詐欺にとどまらず、強盗、薬物密売、風俗スカウト、悪質リフォームなど多岐にわたります。
さらに4月からは体制を大幅に強化し、対策本部長のポストを従来の刑事部長から、警視庁ナンバー2である『副総監』へと格上げしました。
今回の捜査網の展開も、同一家側の関係者が利用している重要拠点としてのマークの一環だったとみられます」
そんな大掛かりな捜査網が着々と狭まる中、NEWSポストセブン取材班は逮捕直前に、自宅周辺を暗い表情でトボトボと歩き怪しげな雑居ビルに入る田沢容疑者の素顔を目撃していた──。
(後編につづく)

