心理カウンセラー・公認心理師 栗林あや(いがぐりこ)が、「なぜか面倒な人に好かれる。困った人に好かれやすい人の共通点【公認心理師が解説】」と題した動画を公開した。

動画では、人間関係において「面倒な人」にターゲットにされやすい人の特徴と、自身の心を守るための実践的な方法を解説している。

栗林氏は冒頭、「一番関わりたくない相手ほど、頼んでもないのに近づいてくる」という悩みに触れ、面倒な人が無意識のうちに「頼み事を引き受けてくれそうな人」を見分けていると指摘する。

困った人に好かれやすい人の共通点として、栗林氏は2つの特徴を挙げる。
1つ目は、頼まれる前に相手の困りごとに気づき、先に手助けをしてしまう「気配りの早さ」である。
この行動が、相手には「甘えやすい人」として伝わってしまうという。

2つ目は、お願いを断った際に相手が不機嫌になると、「自分がその場の空気を悪くしちゃったな」と過剰な責任感を感じてしまう点である。
栗林氏は、「断った後に相手が不機嫌になるのを見る方が、あなたにとっては辛いことなんです」と分析し、この2つの要素が重なることで、周囲から「頼んでも絶対断らない人」と認識されてしまうと警鐘を鳴らす。

これらの状況から抜け出すための「心の守り方」として、栗林氏は視点の転換を促す。
まず、断った後の相手の不機嫌やがっかりした感情は「相手自身の課題」であると定義し、「私が機嫌を取ってあげる必要はない」と心の中でつぶやくことを推奨している。
さらに、世話役を引き受けてしまう根本的な原因は、子供の頃に「誰かの役に立っている自分」だけが認められたという「条件付きの安心感」にあると解説。「誰かの役に立たなくても、私はここにいていい」と、これまでの思い込みを書き換えることが重要であると語る。

最後に栗林氏は、人から何かを頼まれた際、「この人の力になりたくて動こうとしているのか、それとも断ったら居場所がなくなる気がしちゃって、怖くて動こうとしているのか」と自身の心に問いかけるようアドバイスした。
他人の機嫌よりも自分の予定や気持ちを最優先にし、自分を大切にすることが、面倒な人間関係から抜け出すための第一歩であると結論付けている。

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公認心理師いがぐりこが、人間関係に疲れやすい30~50代女性へ、今日から使える心理学をお届けします。心理カウンセラー歴12年以上、1,165件超のカウンセリングと2,697名以上のセミナー実績。FAP療法などトラウマケアを専門に、自己肯定感の高め方や不安の手放し方をわかりやすく解説します。