浅田春奈アナ(NHK HPより)

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“ボディラインが”

 元NHKの中川安奈アナ(32)が11日、『ダマってられない女たち』(ABEMA)に出演し、フリー転身の理由として身に着けた衣装が「裸に見える」と話題を呼んだことが一因であると告白した。そんな中、古巣のNHKでは中川アナに続く逸材と見られるアナウンサーへの注目が集まっているという。

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 番組での中川アナの発言をおさらいしておこう。父親の仕事の都合でフィンランドとプエルトリコで生活した中川アナは帰国後の高校受験で慶応湘南藤沢に進み、慶應大に進学。「ミス慶応コンテスト」で特別賞を受賞するなどし、卒業と同時にNHKに入局した。

浅田春奈アナ(NHK HPより)

 番組ではNHKにハマっていなかった印象、居心地の良くなかったところをやんわりと語っていた。例えばこんな具合に……。

《民放のアナウンサーの方がSNSとかやってて、(番組の)視聴に繋がってる部分も絶対あるなって思ったんですよ。だから、私もSNSを始めようかなと思って。私服で出た(姿を投稿した)りすると、“ボディラインが”とか“露出度高めだ”とか(局内の人に)書かれたり。何かきっと“あんまり良くないな”と思われてるんだろうな……みたいな気持ちで》

“イジってもらえればいいのに”

 決定的だったのが中継キャスターに抜てきされた2024年のパリ五輪だった。

「金メダルを選手たちに獲ってほしい」という想いを込めて、ゴールドのインナーを着て白ジャケットで中継に臨んだところ、「裸に見える」と話題になり、ネット記事が多数出ることになった。

 彼女自身は、そういう記事自体よりも、局内の雰囲気に違和感をおぼえたようだ。

《それを(NHK内で)“イジってもらえればいいのに”って思ったんです。そこはNHKなので、そういうのは全くなく。全部、マイナスに見られてる感じがあって。勝手な解釈かもしれないんですけど》

《じゃあ今の自分には何が足りなくて、何をした方がいいのか、みたいなことをずっと考えてて。環境を変えて新しく社会人10年目でやってみるのもいいのかなって》

 かねて抱えていた組織への違和感がパリ五輪の一件をきっかけにさらに増幅されて孤立感を深めた結果、社会人10年目という節目も重なって独立にシフトして行ったというところだろうか。

 NHKの同僚からすれば「イジり」が「いじめ」「ハラスメント」と訴えられかねない時代だけに、軽々しくネタにするわけにもいかなかった可能性は高い。

女子アナウォッチャーの動向

 一方で、そのくらいは許容範囲と考えるあたり、中川アナはNHKの枠を超えた活躍が期待できる人材とも言えるのかもしれない。

「中川アナは現在ホリプロに所属していますが、独立前の段階で複数の芸能事務所がアプローチを検討したと聞いています。明るくハジけたキャラで外国語に堪能でグラビア方向にも展開できるタレントというのはNHK出身とのギャップもあり、なかなか得難い存在だとみなされたようです」

 と、スポーツ紙デスク。

「30代でNHKらしからぬキャラのマーケットを少しだけでも拡大したという意味で彼女の功績はあるとされています」(同)

 そんな中、また服装に注目が集まるNHKアナが登場したのだという。

「浅田春奈アナ(30)ですね。ニュースウオッチ9のスポーツコーナーに登場した際に肌色のカットソーを身に着けており、中川アナの再来を思わせました。それ以外にも女子アナウォッチャーがニット服の彼女の写真をアップするなど、好事家の間での注目のされ方、注目度の高さは中川アナの時を思い出します」(同)

文学好きの一面も

 浅田アナは日本女子大附属高から日本女子大文学部を卒業した2019年にNHKに入局。初任地は秋田で、その後に名古屋を経て2024年に東京に着任。主な担当番組は「サタデーウオッチ9」「英雄たちの選択」だ。

 浅田アナは「ミス日本女子大2016」でグランプリを獲得し、学生キャスターとしても活躍していた。大学2年在籍時のインタビュー記事で好きな人を落とすコツを聞かれた際に、《一緒にいて楽しいと思ってもらうこと》を、チャームポイントに《目》を挙げている。《近代文学が好きで芥川龍之介や夏目漱石、川端康成について学んでいます》《自分に心地よい文体というものが私にはあって、読んでいて気持ち良いなと思う作品が好きですね。文章にリズムがあるというか。川端康成の作品では『伊豆の踊子』が一番好きです。「好き」とか「愛してる」という表現をストレートに伝えない“純文学”が好きです》とも語っている。

熱心なファンが

「学生時代から熱心なファンがおり追っかけもいたほどの人物です。キャラ的に中川アナとのカブりはありませんし、NHK入局前の経歴を見るにつけフリー志向があることは間違いない。注目度は格段に上がっていると思います」(同)

 NHKに限らずアナウンサーに関しては「単なる勤め人であってタレント扱いするのはおかしい」といった意見は根強い。が、一方で、その仕事を一つのステップと捉えているアナウンサーが少なからずいるのも事実。過去、独立を噂されたアナウンサーの多くが実際にフリーとなっている。彼ら、彼女らにとって、アナウンサー・ウォッチャーのような好事家は有難い存在でもある。

 原稿を読む能力はAIに負けたとしても、注目され、話題になるのは人間ならではの能力と言えるのかもしれない。

デイリー新潮編集部