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7. スコダ・コディアック - 最高のオールラウンダー

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:7点 コスト:8点
長所:非常に広々としていて実用的 ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの幅広い選択肢 PHEVは他を圧倒する電気走行距離を実現
短所:低速域での加速が鈍い PHEVパワートレインには若干の操作上の癖がある 標準のガソリンエンジンは高回転域で苦しそうに聞こえる

【画像】英国で大人気のコンパクトSUV【日産キャシュカイを詳しく見る】 全35枚

多くのユーザーは、実用的で多用途、かつ便利なファミリーカーをできるだけ低い予算内で求めているが、チェコのスコダが販売するコディアックはそうした要望を見事に満たすSUVだ。


7. スコダ・コディアック - 最高のオールラウンダー

コディアックには、広大な室内空間をはじめ、多くの魅力がある。トランク容量は5人乗りモデルで910L、PHEVモデルで745Lだ。

「最下位グレードのSEでさえ、必要な装備はすべて備わっており、極めて広々として実用的なSUVだ。その最大の強みをこれほどまでに存分に発揮できたことはかつてなかった」
--イリヤ・バプラート(ロードテスター)

さらに、大家族の場合は7人乗り仕様を選ぶこともでき、3列目シートにも十分なスペースが確保されている。

コディアックはガソリン、ディーゼル、PHEVのいずれかのパワートレインから選べる。中でも特におすすめなのは1.5Lガソリンエンジンだが、PHEVも電気のみでの航続距離が114kmと優れており、魅力的だ。

8. ヒョンデ・サンタフェ - 実用性とスタイリングに優れた最高のファミリー向けSUV

デザイン:9点 インテリア:10点 パフォーマンス:6点 乗り心地&ハンドリング:7点 コスト:7点
長所:広々として実用的なインテリア 高級感のある素材 シャープなハンドリング
短所:洗練さに欠ける乗り心地 期待外れのエンジン 不十分な運転支援機能

ヒョンデ・サンタフェは最大7人乗りが可能な実用的なSUVだが、その最大の特徴はインテリアにある。


8. ヒョンデ・サンタフェ - 実用性とスタイリングに優れた最高のファミリー向けSUV

室内はまさに洞窟のように広く、2つのタッチスクリーンと物理ボタンを用いた直感的で使いやすいレイアウトを採用している。

「インテリアのデザイン性と質感は魅力的で、それを実用性や使いやすさとうまく融合させている」
--マット・ソーンダース(ロードテスト編集者)

その物理ボタンのうち2つはカスタマイズ可能で、煩わしいADAS機能を素早く無効化するためにこれらを活用することをお勧めする。

サンタフェにはマイルドハイブリッドとPHEVのパワートレインオプションがあり、いずれも1.6Lターボチャージャー付きガソリンエンジンをベースとしている。PHEVには13.8kWhのバッテリーが搭載されているが、電気のみでの航続距離は53kmとやや物足りない。

多くの人にとっては少し大きすぎるかもしれないが、快適なインテリアと際立ったデザインを備えたSUVを探しているなら、サンタフェは素晴らしい選択肢となる。

9. スコダ・エルロック - コストパフォーマンス最高の電動SUV

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:9点 乗り心地&ハンドリング:8点 コスト:9点
長所:成熟したシャシーのおかげでバランスの取れた走り 広々とした実用的な室内空間 実走行性能と燃費効率に優れる
短所:楽しさよりも、快適性と運転のしやすさを重視 市街地を離れると比較的車体が重く感じられる DCCサスペンションは高価格帯のモデルに限定されている

時には、シンプルなアプローチが最良の結果をもたらすこともある。このスコダ・エルロックにまさに「シンプルかつ賢い」クルマと言えるだろう。洗練されたデザインと幅広いパワートレインの選択肢を備えた、控えめな電動クロスオーバーである。


9. スコダ・エルロック - コストパフォーマンス最高の電動SUV

AUTOCARがおすすめするのは、最大容量のバッテリーと286psのシングルモーターを備えたモデルだ。その価格は3万2000ポンド(約665万円)のエントリーモデルとは対照的に、4万ポンド(約830万円)近くからとなるが、最大600kmの航続距離を実現するこのモデルなら、それだけの価値は十分にあるだろう。

「充電ケーブルを収納し、すぐに取り出せるようにするため、パーセルシェルフの下側にネットが取り付けられている。これは実にシンプルなアイデアだが、スコダが先駆けて実現したものだ」
--マット・ソーンダース(ロードテスト編集者)

同クラスの他のコンパクトSUVと比べても、室内空間の広さや汎用性は遜色ない。必要に応じて、実用性をさらに高める機能を追加することもできる。運転の刺激や楽しさに満ちたEVというわけではないが、そうである必要もない。エルロックは、快適で静かな乗り心地、効率的なパワートレイン、スムーズな走り、そして使い勝手の良さにおいて、他を圧倒している。

10. 日産キャシュカイ - 日常使いに最適なコンパクトSUV

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:6点 乗り心地&ハンドリング:7点 コスト:8点
長所:インテリアはモダンな印象で、使いやすさも損なわれていない 乗り心地とシートは快適性が高い グーグルベースのインフォテインメント・システムは進歩を遂げている
短所:競合車の方がトランクスペースが広い ステアリングのフィードバックが物足りない エンジンとマニュアル・トランスミッションの相性が悪く、代替となるのはCVT

日産キャシュカイは2022年に英国で最も売れたクルマであり、ヴォグゾール・コルサやフォード・プーマを上回る販売台数を記録するなど、大きな人気を集めている。現在も多くのユーザーにとって理想的なSUVである。


10. 日産キャシュカイ - 日常使いに最適なコンパクトSUV

実用的で広々としており、快適であるだけでなく、家族や幼い子供たちによる日常的な酷使にも十分耐えうる堅牢さを備えている。

「手頃な価格のクロスオーバー車ということもあり、最先端のサスペンションが採用されているとは言い難い。したがって、キャシュカイが路面の凹凸をどれだけうまく吸収できるかは、装着されているホイール次第だ」
--イリヤ・バプラート(ロードテスター)

キャシュカイには救数の電動化パワートレインが用意されている。その中には、ガソリンエンジンをベースとしつつも電気モーターで駆動する四輪駆動のハイブリッド、eパワー仕様もある。

おそらく最大の魅力は、運転のしやすさだろう。ほとんどのドライバーに適しており、手頃な価格のクロスオーバー車を探している家族にとって魅力的な1台だ。

自分に合ったSUVを選ぶには?

自分に合ったSUVを選ぶには、車両のサイズやパワートレインを、自身のライフスタイルやニーズと照らし合わせる必要がある。注目すべき点は以下の通り。

サイズとシートレイアウト

5人乗りか7人乗りか:定期的に大人数のグループを乗せたり、大家族の場合は、7人乗りが適している。ただし、3列目シートを使用するとトランクスペースが大幅に減少するので留意が必要だ。


360度カメラなど、運転を助ける機能にも注目したい。

サイズ:コンパクトSUVは市街地での運転がしやすく、ミドルサイズSUVは室内空間の広さと運転のしやすさのバランスが取れている。大型SUVは実用性を最大限に高めるが、維持費が高くなる可能性がある。

エンジンと駆動方式

ディーゼル:高速道路で長距離を走行することが多いユーザーにとっては、定番の選択肢だ。トレーラーやキャラバンを牽引する場合も、ディーゼル車を選ぶとよい。
ハイブリッド(HEV)か、プラグインハイブリッド(PHEV)か:通勤や街中への短距離移動に最適。PHEVはランニングコストを抑えたい場合に適しているが、バッテリーを充電するには自宅用充電器が必要となる。
ガソリン:年間走行距離が平均的なユーザーに適した、万能な選択肢。近年、多くのガソリン車には燃費を向上させるためのハイブリッド技術が搭載されている。
電気自動車(EV):静かで快適。航続距離が非常に長いモデルもある。充電方法をどうするか、そして航続距離が日々の走行距離に見合っているかを必ず確認すること。
二輪駆動か四輪駆動か:二輪駆動でも9割の場面で十分に役立つが、四輪駆動は雪道でのグリップ力と安心感を高め、オフロード走行には不可欠だ。

インテリアと実用性

視界と車高:高いドライビングポジションはSUVの主な魅力の1つだが、360度パーキングカメラやブラインドスポットモニターといったデジタル技術が備わっているかどうか、全方位の視界が確保されているかどうかを確認しよう。
トランクと収納:ベビーカー、犬用ケージ、ゴルフクラブなど、日常的に何を積むかを考えてみよう。トランクにはそれ以上の荷物を問題なく収納できる容量が必要だ。また、トランクの開口部がフラットで、電動テールゲートを備えていると便利だ。

快適性とハンドリング

コンパクトSUVは、快適性とハンドリングのバランスが最も優れている傾向がある。運転の楽しさを感じられるスポーティなSUVもあるが、通常は価格が高くなる。大型SUVは乗り心地に優れている。

SUVを買うべきか迷ったら

次のような場合はSUVの購入を検討するといいだろう。

・実用的で広々としたクルマが欲しい。
・高いシートポジションが好き。
・快適でありながらオフロード走行も可能なクルマが欲しい。


走破性能の高さもSUVの魅力の1つだ。

反対に、次のような場合はSUVの購入を避けた方がいいだろう。

・維持費を安く抑えたい。
・運転の楽しさが不可欠。
・街中での運転が楽なクルマを求めている。

テストと選定方法

SUVをレビューするにあたり、AUTOCAR英国編集部は現代のユーザーが重視する要素、すなわち実用性、汎用性、柔軟性、運転しやすさ、維持費、安全性に焦点を当てた。評価した項目は以下の通り。

1. ドライビングダイナミクスとパフォーマンス
さまざまな路面状況下で、ハンドリングと姿勢制御を評価した。SUVは重心が高いため、コーナーでのボディロールを重点的にテストし、安定した「乗用車らしい」乗り心地を確かめた。パフォーマンスに関しては、負荷をかけた状態での加速性能や高速道路での走行時の滑らかさを測定した。


AUTOCAR英国編集部はここに掲載したすべてのモデルを試乗・評価している。

2. 実用性
単にスペック表を見るだけでなく、あらゆる年齢層の乗員にとって十分な室内空間が確保されているかどうかを測定した。乗り降りのしやすさ、かさばるチャイルドシートの取り付け、日常品を積んでのトランク容量などを確認した。7人乗りモデルについては、3列目シートが大人にも十分使えるか、それともあくまで子供専用かを評価した。

3. 燃費とランニングコスト
燃費はメーカー公称値だけに頼らず、英国での実走行条件下で測定した。モデルに用意されている各パワートレインの燃費を比較し、出力と長期的なランニングコストのバランスが最も優れているのはどれかを判断した。

4. 安全性と運転支援機能
ファミリー向けSUVにおいて、安全性は最優先事項だ。ユーロNCAPの安全テスト評価を精査し、自動緊急ブレーキ、ブラインドスポットモニター、車線維持支援などのアクティブセーフティ技術の有効性を検証した。また、これらの機能が標準装備なのか、それとも高額なオプションパックに含まれているのかも確認した。

5. インテリアの質感と車載技術
室内を詳しく調べ、シートの快適性、素材の質感、インフォテインメント・システムの使いやすさを評価した。ディスプレイの反応速度、スマートフォン連携機能(アップル・カープレイおよびアンドロイド・オート)、および物理ボタンの配置の合理性を評価し、運転中の注意散漫を招かないかどうかを確認した。

よくある質問(FAQ)

最も信頼性の高いモデルはどれ?

信頼性はクルマ購入時の重要な要素であり、一般的に日本車や韓国車は一貫して高い評価を得ている。AUTOCARの姉妹誌である『What Car?』の信頼性調査によると、英国ではキアEV3とトヨタRAV4が信頼性で上位にランクインしており、キアの場合は最長7年という手厚いメーカー保証が付いている。

PHEVモデルとディーゼルモデル、どちらを選ぶべき?

どのパワートレインを選択するかは、ユーザーのニーズと運転習慣次第だ。自宅で充電でき、毎日の通勤距離が80km以内であれば、PHEVを選ぶといいだろう。当リストに掲載されているPHEVモデルのほとんどは、電気走行距離が110km以上ある。市街地では燃料代を節約しつつ、長距離移動時にはエンジンを活用できる。一方、高速道路を定期的に長距離走行する場合や、牽引を想定している場合は、ディーゼルを選ぶべきだ。

最も荷室が広く、家族連れに適したモデルはどれ?


SUVの人気はまだまだ続きそうだ。今後も数多くのモデルが登場するだろう。

ファミリー向けSUVとして室内空間と積載容量を重視するなら、ヒョンデ・サンタフェとスコダ・コディアックが最有力候補だ。どちらも7人乗り仕様が選択可能で、シートをフラットに折りたためば、バン並みの荷室スペースを確保できる。キアEV9もまた同様に多用途で、6人乗りまたは7人乗りが用意された、荷物をたっぷり積める電動SUVだ。

電動SUVは、家族での長距離旅行に適している?

電動SUVは、遠方への家族旅行にも十分対応できる。バッテリー技術の進歩により、荷物を満載した状態でも、かなり長い距離を走行できるようになった。また、800Vの高電圧アーキテクチャーにより、最新のEVモデルは充電速度も大幅に向上している。ただし、その能力をフル活用するには、高出力の公共充電施設が欠かせない。

高級感とドライビングダイナミクスのバランスが最も優れたSUVはどれ?

BMW X5は、乗り心地を犠牲にすることなく、スポーツセダン並みのハンドリングを求める人にぴったりだろう。また、比類なき洗練性、快適な乗り心地、そして圧倒的なオフロード性能を求めるなら、レンジローバー・スポーツが最良の選択肢だ。