SNSの情報「信用している」人は24%、極端な言説への「賛成」高くなる傾向…読売・早大共同世論調査
読売新聞社と早稲田大学先端社会科学研究所が共同実施した全国世論調査(郵送方式)では、政治や社会などの出来事について、ユーチューブやX(旧ツイッター)などのSNSの情報を、どのくらい信用しているかを尋ねた。
「信用している」は、「ある程度」を含めて計24%で、「あまり」を含めた「信用していない」が計74%に上った。
「信用している」の割合を年代別にみると、18~39歳が計38%、40~59歳が計28%、60歳以上が計14%で、若年層ほど高かった。
政治や社会に関してSNSなどで見られる極端な言説が、どの程度浸透しているかを探るため、意見を例示して賛否を尋ねた。
「日本の財政が破綻することはないので、赤字国債をいくら発行してもよい」との意見に「賛成」と答えた人は全体では11%だった。SNSの情報を「信用していない」人に限ると8%だったが、「信用している」人では23%で、全体平均の約2倍だった。
また、「地球温暖化対策として、二酸化炭素やメタンなどの『温室効果ガス』を減らす必要はない」との意見に「賛成」は全体で12%。「信用している人」では22%で、全体平均より高かった。
対中「穏健」「強硬」二分、途上国援助は「国益」69%
読売・早大の共同世論調査で、日本の中国に対する外交姿勢について考えに近い方を選んでもらうと、「経済関係に影響が出ないように、穏健な姿勢で臨む」を選んだ人が49%、「経済関係に影響が出るとしても、強硬な姿勢で臨む」が48%と、意見が二分した。
中国は、昨年11月の高市首相の台湾有事を巡る国会答弁をきっかけに、日本への威圧を強めている。高市内閣支持層に限ってみると、「強硬」53%が「穏健」44%を上回ったのに対し、不支持層では「穏健」57%が「強硬」40%よりも高かった。
政府が新興・途上国に経済的な援助を行うことは、日本の国益につながると「思う」は69%で「思わない」の27%を大きく上回った。「思う」の割合を年代別でみると、60歳以上では74%、40~59歳では68%、18~39歳では58%と、高齢層ほど高かった。
