ソフトバンク山川穂高が“戦力外”へ崖っぷち…3カ月ぶり復帰即スタメンは「最後通告」
ラストチャンスを掴めるか。
8日、打撃不振で二軍落ちしていたソフトバンクの山川穂高(34)が、約3カ月ぶりとなる一軍昇格。ライバル日本ハム戦に「6番・一塁」でスタメン出場するも、3打数無安打2三振。七回の守備から交代となった。
開幕から一塁のレギュラーとして46試合に出場し、打率.175と極度の不振に陥り、6月1日に登録を抹消された。小久保監督は「打線の厚みを加えるため」と昇格理由を話しており、山川が本来の力を発揮できれば、ただでさえ首位のソフトバンクは鬼に金棒。指揮官の言葉にウソはないだろう。
しかし、当の本人が小久保監督の期待に応えられるかどうか。今回の昇格は「最後通告」にも等しいはず。昨季も23本塁打を放ったものの、打率.226。オフの契約更改では「(日本ハムと)接戦になったのは僕の責任」と反省の弁を述べていた。
しかも今季はくしくも山川のスタメン落ち、二軍降格と同時にチームの快進撃が始まった。それまでは20勝22敗だったものが、5月22日以降は山川の出場はわずか1試合ながら、チームは同月8勝1敗。6月は14勝5敗1分け、7月は16勝6敗、8月は15勝9敗1分けと、目に見えて貯金が増えたのだ。
「ソフトバンクはただでさえ30歳オーバーのベテランが多く、『上が詰まっている』と言われていた。山川が二軍落ちすれば、それだけ控え選手の出場機会が増える。それで今季台頭したのが、打率.275、23本塁打、51打点の正木(26)です。本職の外野は競争が激しく、昨季までは出番が限られていた。同様に広瀬(25)も一塁での出場が増え、着実に経験を積んでいる。山川がいなくてもチームが回ることが証明された以上、どうしてもいてほしい選手ではないわけで、今回の昇格は『最終テスト』の意味合いもあるでしょう。ここで結果を出さなければポストシーズン戦力外はもちろん、来季以降も塩漬けにならざるを得ない」(球団OB)
年俸4.5億円の4年契約は来季が最終年。山川が打たなくても、周東が快足を飛ばして27年ぶりの「ランニング満塁ホームラン」を放つなど、チームは15安打14点の猛攻。日本ハムへのトドメが、山川への引導にもなりそうだ。
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