キオクシアは1年で50倍。「次の100倍株」を本気で探すには?敏腕投資家5人が教える“大化け銘柄”の条件
◆日経平均は26万円に到達する!?
日経平均株価7万円時代の到来で、株式投資は欠かせない資産形成法になりつつある。さらなる株高を予想する声も高まっているからだ。
野村アセットマネジメントは、’26年6月のレポートでこう示した。レポートによれば、企業成長に加え、インフレ実質経済成長率が重なれば、日本企業の利益は年率10%程度で増えていく可能性があるという。仮に10%増益がこの先14年間続くと、企業の利益は約3.8倍に増え、比例して株高が進むとすれば、日経平均26万円も荒唐無稽な株価ではない、というのだ。
満足するのはまだ早い。個別株に目を向ければ、さらに桁違いの爆上げを見せる銘柄も少なくないからだ。キオクシア(東P・285A)は、直近1年で一時50倍に値上がり。太陽誘電(東P・6976)やイビデン(同・4062)も1年で“ほぼ”テンバガー(10倍)を達成している。
こうした大化け銘柄には、いくつかの共通点がある。1つ目はAI・半導体というトレンドに乗った銘柄であること。新刊『半導体株&AI株投資大全』を上梓する投資家・桶井道氏は次のように話す。
「過去のITバブルとはまったく異なり、AI・半導体市場は実需と関連会社の業績を伴って急拡大し続けている。この流れは不可逆的で、生成AIからAIエージェント、フィジカルAIへとカバーする分野が広がり続けるメガ潮流であり、長期的な値上がり期待があると見ています」
◆大化け銘柄の2つ目の共通点は…
2つ目はまだ見向きもされないことだ。サラリーマン投資家の弐億貯男氏は説明する。
「知名度や企業規模はまだまだだが、成長余地が大きい中小型株に注目を集めだすと一気に急騰する可能性がある。今までトレンドの陰に隠れていた内需関連銘柄や日経平均採用銘柄以外にも目を向けることが、メガトレンドや急成長を狙うカギになります」
5年で資産100倍を達成した経験を持つテンバガー投資家X氏も次のように話す。
「時価総額1000億円の銘柄が100倍に値上がりするのは想像しにくくても、50億円の銘柄が5000億円に成長する余地は十分にある。以前、日経新聞は『テンバガーする銘柄の7割は時価総額50億円未満』と報じていましたが、これはセカンダリー投資(新規上場した銘柄の通常売買)の有効性を示すデータでしょう。実際、私が保有するネイル事業のコンヴァノ(東G・6574)は上場してから8年の“若い”銘柄ですが、直近2年で一時40倍に急騰しました」
