ネパール・中国の大規模土石流 1300人以上の死亡を確認…家族に引き渡された遺体は1割未満 身元の特定難航
ネパールと中国の国境地帯で発生した大規模な土石流では、これまでに1300人以上の死亡が確認されましたが、身元の特定が難航し、家族に引き渡された遺体は1割未満にとどまっています。
土石流の発生から10日以上経過する中、首都カトマンズの火葬場では、行方不明者の生存をあきらめた家族が遺体の代わりに人形を火葬し、行方不明者を弔っていました。
行方不明者の家族
「(遺体の発見を)あきらめて(人形を)火葬した。遺体が見つかっていれば、葬式をあげることができた」
先月26日の土石流では、死者が1300人を超え、日本人5人を含む4500人以上の行方が分かっていません。
ネパール警察によりますと、これまでに遺体の引き渡しが終わったのは1割未満のおよそ100人で、遺体の損傷が激しいことから身元の特定が難航しています。
警察は行方不明者の家族からDNAサンプルを採取し、身元の特定を急いでいます。