【バレー男子】復活の石川祐希「良い感覚で臨めた」第2セット覚醒7得点 親善試合
世界ランキング6位の日本が、同7位のブラジルに1―3で敗れた。7月のネーションズリーグ決勝大会で首を負傷していた主将の石川祐希(30=ジラート)は第2セットに復調を印象づける7得点。全員を試したテストマッチで敗れはしたが、9月4日から始まる28年ロサンゼルス五輪切符を懸けたアジア選手権(福岡・北九州市立総合体育館)へ弾みをつけた。
第2セット、石川が気を吐いた。2―1の場面で相手の強烈なスパイクをシングルブロック。その直後は相手のブロック3枚をかいくぐるスパイクを成功。2連続得点で波に乗り、その後はサービスエース、バックアタックもさく裂した。「良い感覚で臨めて、結果としても良かった」。多彩な攻撃で唯一取ったセットをけん引した。第3セット以降はお役御免となった。
7月のネーションズリーグ決勝大会では現地の中国・寧波入り後のウエートトレーニング中に首を負傷。大黒柱のパフォーマンスが落ちたことで、開幕13連勝のチームは準決勝で敗れ、メダルも逃した。今月18日の公開練習では別調整していた。この試合に向けて1週間前から練習を再開し、実戦形式を始めたのは前日だったという。「個人的には徐々に上げて、良い形で臨めていた」と過程を振り返った。
アジア選手権前最後の公式戦を消化し、再び調整に入る。「もっと良い状態に持っていける。この調子でいけば問題ない」と手応え十分。会場のファンに向けて「アジア選手権、必ず勝ってロサンゼルス五輪の出場権を獲得するので楽しみにしてください」と宣言した。

