ABS秋田放送

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老朽化が進む水力発電所の点検に活用するため、人工知能 AIやロボットを使った技術の実証が行われることになりました。

全国初の技術で、点検コストの削減や作業期間の短縮などが見込まれ、人材不足や安全対策といった課題の解決を目指します。

県産業労働部 高橋源悦部長
「データ加工工程を自動化、高速化するとともに、変状検出作業や評価作業をAIによって自動化する革新的なソフトウェアの開発を進め、将来の社会実装に向けて取り組みを進化させて参ります」

実証の開始を前に県と技術開発を担う企業の担当者が記者会見を開き、概要を説明しました。

これまで目視で行われてきた水力発電所の点検に3Dデータやロボット、AIを活用し、作業の効率化を目指します。

1956年以降、各地に建設されてきた県の水力発電所。

老朽化が進む一方で、点検を担う人材不足や技術の継承、管の中で行う作業の安全性の確保などが課題となっていました。

昨年度行った3Dデータ解析の実証では、目視では見えにくい小さな形状の変化も検出できたということです。

今年度は、これをさらに発展させ、3Dデータを取得するロボット車両の開発のほか、AIによるデータの解析などに取り組みます。

これにより、県は1回あたり3,000万円かかっていた点検コストを3分の1に、1か月かかっていた作業期間を4分の1にできると見込んでいます。

点群ラボ 増田宏CEO
「壁面の状況、4.5キロメートルすべてが詳細に記録されていて、しかも3次元データとして活用ができるということが実現されていますので、前回どうだったのかということを把握して、より適切な対応をとることができるというかなり革新的なこれからの時代を先駆けたような姿を示したと」

3Dデータを活用した一連の点検技術の開発は、全国で初めてだということで、全国展開も見据え、10月から県内2か所の水力発電所で実証がスタートする予定です。

※8月20日午後6時15分のABS news every.でお伝えします