《横浜・2歳児暴行死か》「いたずらしたから…」顔面を殴り、揺さぶった後男児は死亡、2人の弟にもアザ…逮捕された男(36)は「フツーっぽい人」SNSで出会い同居数日で起きた悲劇

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交際女性の2歳になる長男に暴行するなどしてけがをさせたとして神奈川県警緑署は18日、横浜市緑区十日市場町の会社員・斉藤勇容疑者(36)を傷害容疑で逮捕した。男児は意識不明の状態で病院に搬送されたが死亡、同署は傷害致死容疑を視野に入れて調べを進める。

【画像】「同居してわずか数日で事件は起きた」自宅前に立てかけられているベビーカー、子ども用の傘、現場を捜査する警察官

 

斉藤容疑者は17日午後8時ごろから約30分の間に、自宅アパートで山口県宇部市在住の女性(22)の長男・藤井稜稀(いつき)ちゃん(2)の顔面を殴ったり、肩をつかんで起こして体を揺さぶったりするなどの暴行を加え、けがをさせた疑い。

「いたずらをしたのでついカッとなって…」

稜稀ちゃんの顔には複数のあざがあり、鼻からの出血もみられ、斉藤容疑者は「いたずらをしたのでついカッとなってしまった」などと容疑を認めている。斉藤容疑者はSNSを通じて昨年9月に女性と知り合い、その後に交際を開始。女性は稜稀ちゃんを含めた0歳児から2歳児の子供3人と山口県内で暮らしていたが、今月中旬から子供全員を連れて斉藤容疑者のアパートに身を寄せていたという。

「女性と子供3人が斉藤容疑者のアパートで過ごし始めたのは8月14日とごく最近で、一時的な滞在だったのか転居や同居を目的としていたのかは現時点ではまだ不明です。

事件は女性が買い物に出かけている際に起こり、帰宅した女性がぐったりして意識のない稜稀ちゃんを発見し、119番通報しました。斉藤容疑者は調べに対し、稜稀ちゃんが部屋の壁を叩いたため注意したところ、寝たふりをしたので腹を立てたといった趣旨の短絡的な動機などの供述をしています。

しかし、救急隊が到着時に確認している顔のあざや出血がすべて17日夜の暴行によるものかは不明ですが、稜稀ちゃんの弟2人にもアザがあり、県警は以前から虐待があった可能性もあるとみて捜査しています」(神奈川県警担当記者)

「ヤンキー風なところもなく、本当に普通っぽい人」

斉藤容疑者と同じアパートに住む男性は取材にこう語った。

「事件があったのは2階の部屋ですけど、事件当日も何か大きな物音がするとかいうことはありませんでした。ただ、救急車が来ていたのは気づきましたよ。同じアパートだから容疑者の男性は何度か見たこともあるし、顔を合わせれば『おはようございます』とか『こんにちは』って感じで挨拶はする人でした。

髪型も普通の黒髪で、不良とかヤンキー風なところもなく、本当に普通っぽい人にしか見えませんでしたよ。たしかメガネをかけていたような気がします。たぶん1人で住んでいたはずだけど、何の仕事をしてるとかはわかりません」

近くに住む別の男性は駆けつけた救急隊員と女性とのやり取りを聞いていた。

「17日の夜、救急車のサイレンが聞こえてきて通り過ぎるかなと思っていたら家の近くに停まったので、気になってちょっと経ってから外の様子を確認しました。暗くて様子はまったく見えませんでしたが、救急隊員の『お母さんは前に乗ってください』という声だけが聞こえました。

私はまさか事件が起きたとかはまったく思わず、子供の具合が悪くなって病院に救急搬送されたのだろうと思って家に入りました。それからしばらくして、アパートの前に赤色灯を点けた警察車両が停まっていたので、何か事件だったのかなと思っていたらマスコミの方達が訪ねてきて……」

わずか2歳で亡くなった稜稀ちゃんの冥福を祈るしかない。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班