鈴木彩艶

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 英プレミアリーグのアストンビラは19日、イタリア1部パルマの日本代表GK鈴木彩艶の完全移籍での獲得を発表した。日本の守護神が英プレミアデビューを果たす。

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 争奪戦が繰り広げられた鈴木の新天地が、アストンビラに決定した。同クラブは昨季、アーセナル、マンチェスターC、マンチェスターUに続く4位に入り、欧州リーグでも優勝。今季は欧州CLにも出場する強豪クラブの仲間入りを果たすことになる。

 浦和、ベルギーのシントトロイデンを経て加入したパルマで守護神とした活躍した鈴木は、初出場となった北中米W杯でも全4試合に出場し、ビッグセーブを連発。今夏の移籍市場では、欧州王者・パリSGへの加入が有力視されるなど、GKの移籍市場をにぎわせてきた。結果的にパリSGへの加入は直前で破談となり実現しなかったものの、英プレミアリーグでのプレーを決断した。

 アストンビラは22年カタールW杯でアルゼンチン代表の優勝に貢献し、大会の最優秀GK賞も受賞したGKマルティネスが20〜21年シーズンから守護神を務めてきた。マルティネスのイタリア1部ユベントスへの移籍がささやかれる中で、クラブは鈴木に白羽の矢を立て、移籍交渉を進めてきた。クラブの公式サイトには「ようこそ彩艶!」とのコメントも発表された。

 これで今季、プレミア所属の日本人選手は10人目となった。

 ◆鈴木 彩艶(すずき・ざいおん)2002年8月21日、米国生まれ。23歳。父はガーナ人、母は日本人。小5から浦和の下部組織で育ち、19年にクラブ史上最年少の16歳5か月11日でプロ契約。21年にトップ昇格し、同5月にJ1デビュー。23年8月にベルギー1部シントトロイデン、24年7月にパルマに移籍。21年東京五輪代表。22年7月にA代表デビュー。名前の由来は聖書の「聖なる丘=Zion」を意味し、響きの良さから「ザイオン」。右利き。

 ◆アストンビラFC 1874年創設。本拠地はウェスト・ミッドランズ州のバーミンガム。1800年代後半を中心にリーグ戦とFA杯を7度ずつ制した古豪。1981〜82年シーズンには欧州CLも制覇。昨季はプレミアリーグ4位、欧州リーグ優勝。監督はスペイン出身のウナイ・エメリ氏。