「こんな部屋でコーヒーが喉を通るのか」棚やトイレに数十個の空カップ…“ゴミ屋敷”にして逃亡した30代女に皮肉殺到「アンバサダーか?」【韓国】

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入居者が家賃や光熱費を支払わず、部屋を“ゴミ屋敷”にして逃亡するトラブルが韓国で発生した。

【画像】まるでゴミ溜め…韓国の「汚部屋ホテル事件」

最近、インスタグラムで公開された1本の映像が大きな話題を集めている。

8月13日、あるユーザーが「逃亡された30代女性の方は必ず天罰を受けてください…」と添えて投稿した映像には、韓国南西部・忠清南道天安市(チュンチョンナムド・チョナンシ)のとある物件で、ゴミ袋や食事容器、空き缶やペットボトルなどが散乱した部屋の内部が映し出されていた。

ゴミの大半は飲みかけのコーヒーカップで、棚の上に数十個以上置かれ、トイレにまでぎっしりと埋め尽くされていた。床も素足で歩けないほどに汚れ、もはや生活できる環境ではなくなっていた。

(写真=Instagram)

この投稿は現在までに685万回以上再生され、「ここが人間の住む部屋なのか」「自分の家でもないのに心から怒りがこみ上げてくる」「そこでどうやって暮らすんだ。日常生活が可能なのか」など3900件以上のコメントが寄せられている。部屋の至るところに捨てられたコーヒーカップを見て、「こんな部屋コーヒーが喉を通るのか」「この程度なら(コーヒーメーカーの)アンバサダーではないか?」「そのコーヒーが本当に好きなんだな」と皮肉る反応も多い。

そうしたなか、投稿者は16日に追加のコメントを掲載。「誤解があるかと思い、申し上げます。ゴミ部屋にした入居者は保証金なしの短期物件に、3カ月ずつ延長して1年以上住んでいたと聞いています」と、逃亡した入居者について説明した。

部屋の保証金(日本の敷金に相当)は100万ウォン(約11万円)未満だったというが、入居者は家賃を数カ月間支払わず、公共料金も50万ウォン(約5万6000円)以上を未納のまま姿を消したという。「当然、清掃費などを保証金から差し引くにはまったく足りません」と投稿者は嘆く。

また、「建物のオーナーはすべての個人情報を把握しています。連絡が取れないのは当然の状況で、年齢もあるので民事訴訟を起こして損害賠償請求をするのは難しいと判断されたようです」とし、「聞いたところによると、誰が見ても普通の方だと言われました。これ以上は私が判断することはできません」と付け加えた。

さらに投稿映像についても、「最初は足を踏み入れる隙間もないほど入口までゴミが詰まっていましたが、一部を片付けた後に私が訪問して撮影しました」と補足していた。

(写真=Instagram)

投稿に対し、あるユーザーが「だから入居者の家には最低でも6カ月に一度は大家が訪問し、確認するように法律で義務付けなければならない」と提案したコメントには、8700件以上の「いいね!」が寄せられた。一方で「入居者もお金を払って契約し、正当に居住している占有者なのに、大家という理由で“家賃を払うから監視されてもいい”というマインドは法治国家では想像できないことだ」とプライバシー問題を指摘する声や、「悪質な入居者が問題なら、明け渡し訴訟の期間の画期的な短縮や、強制執行手続きの簡素化で大家の権限を強化することが法律の役割だ」とのコメントもある。

韓国では昨年11月にも、保証金のない部屋で同様のゴミ屋敷トラブルが発生した。当時、退去する入居者から「ゴミが少しある」と伝えられた大家が確認したところ、室内は大量のゴミで埋め尽くされ、洗濯機やエアコンといった家電などの各種設備も使用不可能な状態となっていた。

大家は清掃費だけで105万ウォン(約11万9000円)の支払いを余儀なくされたという。その後、大家は清掃費の支払いを拒否する入居者を財物損壊の疑いで告訴したが、最終的に不起訴(嫌疑なし)処分に終わっている。

隣国の出来事とはいえ、同様のゴミ屋敷トラブルは日本でも決して他人事ではない。悪質な賃貸トラブル被害を防ぐためにも、貸主や管理会社はより一層の警戒と確実な防衛策を徹底すべきであり、入居者側も賃貸契約における基本的なルールとマナーを厳守しなければならない。

(文=サーチコリアニュース編集部)