C大阪MF岡沢昂星 タイトル獲得の力になりたい J2藤枝から復帰、開幕戦勝利にも貢献
セレッソ大阪の選手やスタッフが思いを語る連載「サクラ咲ケ」の今回は、今シーズンを前にJ2藤枝から復帰したMF岡沢昂星(22)。開幕戦では先発出場し、同点弾をアシストして白星発進に貢献した。アカデミー出身で運動量豊富なボランチが、復帰の経緯や今後への思いなどを明かした。
セレッソサポーターの皆さん、藤枝から復帰した岡沢です。開幕戦の岡山戦に先発出場できて、J1デビューを飾れたこと、何よりチームが勝てたことがうれしかったです。小学5年からセレッソでプレーしてきて、トップの選手としてセレッソのユニホームを着てJ1のピッチに立てたこと。個人的には遅すぎるスタートと感じてはいるけど、家族が凄く喜んでくれました。
藤枝には1年半在籍しました。みんな練習から競争意識が高くて、槙野(智章)監督も「俺は過去の経歴は見ないから。ギラギラしている選手が好きだし、今、いい選手を使う」と言っていました。試合に使ってもらっていたので、セレッソから復帰の話があった時は本当に悩みました。
ネル(石渡ネルソン)やもっくん(中島元彦)がいた中で、このタイミングで戻って勝負となると、まだ自分には足りないものがあるのかなと(その後に2人は移籍)。でも、このエンブレムをつけて戦いたいという思いは常にあった。世界的に見ても22、23歳は遅すぎると言われる時代。移籍や監督交代もあってチャンスだと思ったし、遅れた分を少しでも取り戻そうと復帰を決断しました。
小さい頃は体を動かすことは好きだったけど、運動神経はあまり良くなく、太ってもいました。サッカーを始めたのは小学2年の時。父と阪神の試合を見に甲子園に行ったけど、あまり合わなかったというか…。3回裏ぐらいで「帰りたい」と言い出して家に帰った時に、たまたまテレビでサッカー日本代表の試合がやっていて「面白そうだな」と。そこからサッカーチームに入りました。
セレッソには小学5年でエリートクラスという週1回のスクールに入って、セレッソ大阪西U―15、セレッソ大阪U―18と上がっていきました。大きな影響を受けたのが、西U―15の監督だったマルさん(丸山良明・現U―18監督)。人間性を本当に大事にしていて、出会ってからサッカーに対する考え方が変わりました。キャプテンマークにも「サッカー×人間性」と書かれていて、それを巻いて試合に出ていました。
ずっとお世話になってきたセレッソで、今季はタイトルを獲るための手助けをしたいし、そのためにも試合に絡み続けて結果や数字を残していきたい。その先には、海外でプレーしたい、日本代表に選ばれたいという目標も持っています。
◇岡沢 昂星(おかざわ・こうせい)2003年(平15)10月22日生まれ、大阪府出身の22歳。大和田SSCからC大阪の育成組織をへて、22年にトップ昇格。琉球や藤枝に期限付き移籍し、今季から復帰。1メートル65、60キロ。利き足は右。ポジションはボランチなど。

