KNB北日本放送

写真拡大

県内で今年収穫されるコメについて、JAが生産者に前払いする概算金があす発表される見通しです。今年は引き下げとなる状況で、関係者によると60キロあたりおよそ2万円となるのではという見方が強まっています。

「概算金」は、JAなどの集荷業者がコメの収穫時に農家へ支払う仮渡金で県単位で全農県本部などが決定します。

コメの市場価格に影響を与えるとされています。

去年は、コメの価格高騰を受けて、県内でも大幅に引き上げられ、60キロあたり富富富が2万6800円、コシヒカリが2万6000円など記録が残る2004年以降で最高となりました。

しかし、今年は一転して全国的にコメ余りで概算金が大幅に引き下げられている中、県内の関係者によると、富山県産米の概算金も引き下げられる状況です。

農林水産省が所管する公益社団法人が試算したコメの栽培にかかるコストの指標は、今年、60キロあたり2万535円で、この数字を下回ると赤字となってしまいます。

県内の関係者は、概算金について、この指標に近い金額を示したいとしていて、およそ2万円となるのではという見方を示しています。

一方、隣の県では新潟県がきょう、概算金を公表しました。

「コシヒカリ」は1万8500円、ブランドである魚沼産でも2万1000円で、いずれも去年と比べて1万1500円引き下げました。

JA全農とやまはあす、今年産の概算金を発表する予定です。