日本全国【最強ご当地スーパー】プロが教えるマストバイ商品を一挙公開/長野「ツルヤ」福岡「ダイキョーバリュー」ほか

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その土地の美味い物を安く手に入れようと思ったら、ローカルなスーパーに行くのが手っ取り早い。この夏、旅行先や帰省の途中で、思わず立ち寄りたくなる「最高のご当地スーパー」を徹底取材し、リストアップした。

【前編記事】『“群馬県に1店舗”なのにイオンモールを圧倒…!ご当地スーパー「まるおか」に全国から来店者が殺到するワケ』よりつづく。

ご当地スーパーの雄「ツルヤ」

◆ツルヤ(長野県ほか)

ご当地スーパーを語るのに絶対に欠かせないのが「ツルヤ」だ。長野県と群馬県で43店舗を展開するツルヤは、1892年に創業した老舗。生産者やメーカーと組み、新しいPB商品の開発や製造にも積極的に取り組んでいる。有名なのは軽井沢店で、広々とした店内は、平日でも県内外からの客で混み合っている。

「PB食品の種類が非常に多く、どれもおいしい。ジュースやジャムなどはパッケージがオシャレで安く、お土産にもギフトにも利用できます。『りんごバター』が定番の人気商品。乳製品や缶詰、調味料もおすすめです」(全国3万軒のスーパーを巡るスーパーマーケット研究家のスギアカツキ氏)

3ヵ月おきに長野県に行く筆者は、その度に必ずツルヤを訪れる。その際に毎回購入するのが、「フルーツチーズサンド〜国産りんご〜」(323円)だ。いわゆるチータラのようなものだが、挟んであるのが北海道クリームチーズ。そこにりんごのフィリングが意外にもマッチして、おやつにもおつまみにも最適なのだ。ぜひ一度試してほしい。

◆マルト(福島県ほか)

1892年創業、福島県と茨城県に37店舗。常磐地域の食材を使いながら、試行錯誤を繰り返して完成するオリジナル惣菜の評判が良く、「お弁当・お惣菜大賞」を6年連続で受賞している。今年は「具沢山オーロラソースで食べるマヒマヒ竜田揚げ」と「シビ辛豚もつ麻婆豆腐丼」が入選。

「マルトは福島県楢葉町でとれたサツマイモを使った菓子や惣菜を地元の高校生と共同開発したり、地元の割烹からレシピを伝授されたオリジナルのあんこう鍋を作ったりと、地域を愛し、地域に愛されているスーパーです」(スギ氏)

地域を愛し、愛されている名店たち

◆ヤマダストアー(兵庫県)

1970年の創業以来、兵庫県南部の播磨地域を中心に11店舗を出店。「地産地消」の観点から、地元でとれた野菜の取り扱いが豊富。「お魚屋さんのタタキ」シリーズが人気で、カツオのタタキは本物の藁で焼いた本格的な逸品。PB「ヤマダオリジナル」は兵庫県産やこだわりの食材を使った食品が多く、「醸造アルコール不使用 稲美町産もち米使用の本みりん」など調味料も充実している。

「神戸のハイカラな食文化を反映したスーパーで、店の外観も内装もオシャレ。最近では平田牧場とコラボした亜硝酸ナトリウム不使用のウインナー・ハム・ベーコンが注目されています」(スギ氏)

その他に特筆すべきPB商品は、「但馬の黒毛和牛ビーフカレーレトルト」(462円)で、10年以上愛されている。ご当地感のある「純国産鶏 さくら玉子使用の明石焼」や「冷凍お好み焼き」なども定番商品となっている。

◆ダイキョーバリュー(福岡県ほか)

福岡県と長崎県に4店舗展開。日曜朝市(9〜12時)には数多くの人が集まり、昭和の香り漂う市場のような活気のなかで、新鮮な野菜やフルーツ、肉や干物、惣菜などを販売する。「窯焼豚足」(700円)は毎回行列が出来るほどの人気名物商品で、1日200本近くが売れるという。

先日、筆者は弥永店(福岡県福岡市)を訪れた。店内の中心には巨大な惣菜・弁当・スイーツコーナーが広がっている。惣菜も多種多様。スギ氏がおすすめの「福岡産将軍ねぎのくじら巻」(580円)というクジラ肉を使った寿司は珍しく、味も絶品だ。名物の「ダイキョーオリジナル肉汁たっぷり旨豚肉まん」(350円)は、これまで食べた肉まんの中でもトップクラスにおいしかった。

また、おはぎとマリトッツォを掛け合わせた『はぎトッツォ』(クリーム・八女抹茶・きなこ/各350円)も、名物スイーツ。和洋折衷の生クリームとあんこのマリアージュスイーツはほどよい甘さ。老若男女が好む味だろう。

まだまだ「行ったら楽しい」ご当地スーパーは全国各地に書ききれないほどあり、他のオススメ店を上のリストにまとめた。涼しい店内は、帰省や旅行の休憩にも最適。ぜひ参考にしてほしい。

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取材・文/高田晶子(ライター)

1982年、北海道札幌市生まれ。週刊誌記者として、芸能人へのインタビューやグラビアを軸に、政治・経済・医療・美容・健康分野等、多岐にわたる取材を担当。'16年に独立後、雑誌などでの取材執筆に加え、写真集や書籍の構成・編集なども行う

「週刊現代」2026年8月17日号より

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