「タイガース5−9ホワイトソックス」(14日、デトロイト)

 ホワイトソックスの村上宗隆内野手が5試合ぶりの27号アーチを放った。これでドジャース・大谷翔平投手と並んで日本勢トップタイとなった。

 同点の四回2死走者無し。カウント3ボールから真ん中高めの97マイルを豪快に振り抜いた。村上は打席で一発を確信。打球は美しい放物線を描いて右翼席に飛び込んでいった。

 飛距離は119メートルで打球速度は177キロ。悠然とダイヤモンドを一周すると、ベンチではチームメート立ちとハイタッチをかわした。

 村上は前日の試合で休養のためスタメンを外れた。だが途中出場で凡退したため連続試合出塁記録がストップ。それでも再び切り替えていけるようなアーチに敵地は騒然となった。

 この日の試合前には自身のインスタグラムで熊本地震の復興へ1000万円の寄付とチャリティー支援活動を発表。九州学院時代の2016年に被災し、ヤクルトに入団してからも復興支援を続けてきた村上。活動とプレーで故郷へ勇気を与える形になった。

 試合は村上の一発から流れを引き込み、バルガスの2打席連発アーチなどでタイガースを突き放した。重要な首位攻防3連戦の初戦を制したホワイトソックス。地区優勝へ大きな1勝となった。