KNB北日本放送

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お盆を迎えお墓参りに足を運んだ方も多いと思います。おととしの能登半島地震で墓石が倒れるなどの大きな被害を受けた氷見市の墓地では、今なお地震の爪痕が残っていました。

中久木キャスター
「お盆で、お墓参りにきた人の姿が見られる、氷見市の村上墓地です。2年前の能登半島地震では多くの墓石が倒れるなどの被害がありましたが、2年たった今もこのようにブルーシートで覆われて、そのままになっている墓がいくつも残っています」

氷見市にある市営の「村上墓地」です。おととしの元日に発生した能登半島地震では揺れや液状化の影響で、氷見市内の墓地や寺などで墓石が倒壊するなどの被害がありました。「村上墓地」でもおよそ450ある墓の半数ほどが揺れで倒れたり、損壊するなどの被害を受けました。震災から2年以上が経過し現在の村上墓地は、ブルーシートで覆われるなどした墓は減ったように感じます。市によりますと墓石の修復は徐々に進んでいるといい、けさは壊れた墓を建て直したという人も多く訪れていました。

墓参りに訪れた人
「全部倒れてしまいまして、もう手の付けられない状態で、骨壺から全部見えている状態だったので、すぐ業者を手配して」「1年に1回お参りするために必要なんで」
墓参りに訪れた人
「またいつ何時震災があるかもわかりませんから、今回低い墓にして、これなら倒れることもないだろう」
「とりえず今、皆幸せに暮らせているということが良かったなと思う」

ただ、倒れたり損壊したりしたままの墓石もいくつも残っています。中には2年前の揺れで倒れた墓石を横に置いたままで墓参りをする人も…。

倒れたままの墓の所有者
「2年前に早く上げてくれと(業者)に言ったけれど全然来ない。皆さんも困っていると思う」

市によりますと、被害を受けた墓を修復せずに市が管理する合葬施設に送る、いわゆる「墓じまい」を選んだ所有者もいるということです。氷見市では、費用や継ぎ手がいないことで修復が出来ない墓の所有者に対しては合葬施設の利用を呼びかけているということです。

復興が着実に進んでいることと、そしてまだ途上であることを実感しました。