Snow Manの佐久間大介(C)日刊ゲンダイ

写真拡大

【この有名人の意外な学歴 2026年夏】#4

野球少年だった亀梨和也がジャニーズ入所も都立水元高校に合格するまでの“男気”あふれる経緯

 佐久間大介(Snow Man)

  ◇  ◇  ◇

 STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ)の人気ランキングで常に上位にくるSnow Manの佐久間大介(34)とSixTONESの京本大我(31)。この2人には意外な共通点がある。母親が元アイドル。しかも、同じグループに所属していた。「きゃんきゃん」という女性3人組グループだ。

「キャンディーズ2世といわれ、期待も大きかったが、わずか1年で解散してしまう」と振り返るのは1980年代前半、歌番組でADを務めていた制作会社の幹部。グループの一人が俳優の京本政樹と結婚する山本博美。大我をもうけた。そして、佐久間の母親がきゃんきゃんでセンターを務めていた桜井直美である。佐久間がテレビに登場した時、「八重歯の感じとか、目鼻立ちがお母さんにソックリなので驚いた」と制作会社幹部はその衝撃を語る。

 佐久間は東京・江戸川区の区立中学1年の秋、オーディションでジャニ入り。だが、アイドル2世としてバラ色の人生を歩みだすというわけにはいかなかった。「劣等感にさいなまれる日々が続くんです」と話すのは旧ジャニ事情にくわしい女性誌記者。

「ジャニー喜多川社長からも高く評価されていたダンスは別として、あとは何ひとつ自信が持てるものがなかった。積極性がまるでみられなかったんです」

 引っ込み思案はアイドルとしては致命的である。前に出ていこうという気概が周囲に伝わらず、デビューは延び延びになった。Snow Manに入ったのは19歳。メチャクチャ遅いというわけではないが、旧ジャニではこれをデビューとはカウントしない。CDをリリースして初めてデビューなのだ。同グループが最初のシングルを出すのは20年1月。佐久間は27歳になっていた。

「佐久間は何度かジャニーズをやめようと決意したことがある」と話すのは前出の女性誌記者。「一人で考える時間が多く持てた高校時代はかなり本気で退所を検討していた」という。

 高校は広域通信制のクラーク記念国際に進学。高1の冬にはSnow Manの前身のMisSnow Manのメンバーに選ばれるが、デビューまでこぎ着けられるのか疑心暗鬼になるばかり。将来の展望を描くことはまったくできなかった。芸能界に残れなかったケースを考え、大学進学を視野に入れるようになる。

 城西国際大学に通う2歳上の兄から、同大のメディア学部に映像芸術コースが新設されるという情報を聞いた。面白そうだと感じた佐久間は入学を決めるが、「これが大正解だった」と女性誌記者。声優の授業があり、のちに佐久間にとって大きな武器となるからだ。

 6年前、アニメ「ブラッククローバー」(テレビ東京系)で声優初挑戦。以降、テレビや映画で声優の仕事が次々に舞い込むようになり“アニメオタク”としてのキャラも確立。女性だけでなく男性ファンも一気に増え、遅咲きのアイドルが開花したのだった。

(田中幾太郎/ジャーナリスト)