神田『SPICENERD』自家製スパイス酒と創作料理の店
全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・神田のスパイス料理店『SPICENERD』です。
ゴールはあえて作らない好奇心と遊び心から生まれた刀根流料理
「特に熱烈なカレー好きではなかったんです」と笑うのは店長の刀根武士さん。
気軽な気持ちでスパイスカレーに挑戦し、知るほどに深まるスパイスの沼へと落ちた。そこから持ち前の研究家肌がむくむくと湧き、気づけば店を構えるまでになっていた。さらにスパイスつまみの面白さにも開眼。そこで昼はカレー、夜はスパイス酒場という現在のスタイルに辿り着いたのだ。
「この香りと食材を掛け合わせたらどうなるんだろう」。
そんな好奇心から生まれる刀根さんの料理は、どれも国籍にとらわれない。せいろ蒸しを出す大胆さもあれば、インドの唐揚げ「チキン65」に花椒やバルサミコを合わせて、まるでイタリアンのような佇まいに仕上げてしまうのだから面白い。
海老と季節野菜のせいろ葱塩檸檬醤1200円、エスニックハーブジンソニック900円

『SPICENERD(スパイスナード)』(手前)海老と季節野菜のせいろ葱塩檸檬醤 1200円 (奥)エスニックハーブジンソニック 900円 エビや野菜を、ねぎ塩レモン醤ごと蒸して。レモングラスやバイマックルーなど、ハーブを漬けたジンと一緒に
そのフリーダムな才能は、豊富な自家製スパイス酒が並ぶドリンクメニューにも及んでいる。何が飛び出すかわからない、料理とスパイス酒の楽しい組み合わせをここではカジュアルに楽しみたい。
店長:刀根武士さん「ランチのスパイスカレーもぜひ食べに来てください」
【LOVE SPICE】
巧みな自家調合から生まれたオリジナルマサラは、花椒を加え、丁寧にスパイスを揚げることで深く香ばしい骨格を作り出している。カレーや料理に使う他、ベースや仕上げにも重宝するという。
クローブやネパールのティムールをミックスしたねぎ塩レモン醤は、柑橘の爽やかさと酸味、オイルのコクが絶妙。ソースや調味料で活躍。

『SPICENERD(スパイスナード)』巧みな自家調合から生まれたオリジナルマサラ(左)は、花椒を加え、丁寧にスパイスを揚げることで深く香ばしい骨格を作り出している

『SPICENERD(スパイスナード)』1階はカジュアルな立ち飲み、2階は静かなテーブル席だ
神田『SPICENERD(スパイスナード)』
[店名]『SPICENERD(スパイスナード)』
[住所]東京都千代田区鍛冶町2-11-17・1階
[電話]03-6271-7551
[営業時間]12時〜15時、17時半〜23時、土・日:12時〜23時
[休日]火
[交通]JR山手線ほか神田駅東口から徒歩2分
撮影/貝塚隆、取材/岡本ジュン
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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『おとなの週末』2026年9月号

