フランス・リーグアンのモナコは今夏、FWアンス・ファティを完全移籍で獲得した。23歳FWは昨年から期限付き移籍で所属していたなかで、買い取りオプションの行使で改めて加入。2019年に16歳でバルセロナのトップチームでデビューを飾った“神童”は新天地での再起を狙っている。

 ファティは23年夏にバルセロナからブライトンに移籍したが、怪我に苦しんだ。翌シーズンにバルセロナに復帰したものの、25-26シーズンからモナコに期限付き移籍。そして今シーズンからは完全移籍で加入した。

 ピッチ上での躍進を目論むファティだが、ここまで親善試合で出場は無い。プレシーズン序盤に筋肉系の問題があり、9日のリバプールとの親善試合では姿こそ現したが、メンバー入りはしていなかった。

 試合には出られない一方、ピッチ外では音楽活動で注目を集めている。英『ザ・サン』によると、先月には「Sea Como Sea」をSpotify、YouTube、Apple Musicでリリース。「何があってもやり遂げる」という意味を持つこの楽曲はYoutubeで110万再生を記録しているという。

 ファティは自身の音楽活動について「歌うことは趣味。私はずっと音楽が好きで、私が子どもの頃から音楽を好きだったことを知っている人も多い。もちろん、サッカーは私の情熱であり、他の何物にも比べることはできません」と語る。バルセロナでの活躍が期待されるなかで怪我に苦しんだ期間もあったが、そんな“神童”を救ったのが音楽だった。

 音楽のインスピレーションについては「一人でいるとき、ふと書き始めると自然と作品が生まれることがある」と言及。「現在、制作中の曲もいくつかあります。近日リリースする予定です」と今後の活動も明かした。