“復興のシンボル”熊本城、あす一般開園を再開 生活再建へ…仮設住宅の建設本格化 被災店の炊き出しに行列も
震度7の熊本地震から15日。12日も八代市などで震度4を観測し、地震が続く中、生活再建に向けた動きが一歩ずつ進んでいます。被災地では仮設住宅の建設が本格化しています。
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地震発生以降、熊本城に報道のカメラが中に入るのは初めてのことです。
熊本城総合事務所 総務管理課・光安林太郎課長
「ここは新たに崩れたところですね」
“復興のシンボル”熊本城は、今回の地震で59か所の被害が確認されたものの、安全が確認されたことで13日から一般開園が再開します。
熊本県は一歩ずつ、着実に歩みを進めています。
■祖母の家片付けるため帰省…支え合いの心

震度7を観測した氷川町では、“生活再建の足がかり”仮設住宅の建設が本格化しています。
県などによりますと、現在、5つの市町であわせて200戸ほどの仮設住宅が用意される予定だということです。
ただ、12日も…
NNN取材団
「午後1時です。こちらは八代市の本町アーケードなんですけれども、下から突き上げるような数秒ほどの揺れが発生しました」
被害家屋は、これまでに2万6906棟となっています。(12日午後2時時点)
住民は片付けにおわれています。
孫
「持てる?」
孫
「いいよ」
大きなタンスなど、1つ1つ手作業で 家の外へ…
孫
「そっち行って」
孫
「角でいい?」
祖母
「ありがとう」
こちらの2人はお盆まっただ中、1人暮らしをする祖母の家を片付けるため帰省してきたといいます。
祖母
「本当にありがとう。あなたたちのおかげ」
孫
「全然」
祖母
「こうやって生きていられるのも、本当そうだと思うよ。あなたたちが助けてくれたんだから、本当に感謝感謝」
支え合いの心が、被災地で広がっています。
■中華料理店が“胃袋を満たす”支援

“胃袋を満たす”支援もあります。大きな鍋を振るうのは、八代市の中華料理店です。
こちらの店も被害がありましたが、食材などを調達し、12日に炊き出しを企画しました。
炊き出しを企画・武部小太郎さん
「何人来るかわかりませんけど、おなかいっぱい食べてもらいたい」
自慢の料理が並ぶころには、すでに100人以上の行列ができていました。
「ご飯をどちらか選んでもらいます」
子ども
「チャーハン!」
行列は途切れることがありません。
女性
「ご飯あまり食べられていないので、うれしいです」
■イオン“遺族への補償”早期対応の方針

一方、爆発事故で従業員7人が命を落としたイオンモール熊本では、12日に遺族への補償について、親会社のイオンが早期に対応していく方針だと明らかになりました。
地震直後に起きた爆発事故で従業員7人が命を落としたイオンモール熊本で、親会社のイオンは11日に“公式なアナウンス”はしていないものの、貴重品の回収などのために避難後の一時入館を認めた事実があったことを発表しています。
新たにわかったのは“遺族への補償”についてです。イオンが事故調査委員会の報告を待たずに補償を行えるよう早期に対応する方針であることがわかりました。
調査結果の法的責任によっては、さらなる補償も検討するとしています。
地震発生から12日で、15日となりました。日常を取り戻すため、歩みを進めています。