Dr.ゆうまが「レバナス取り崩しの失敗例【FIRE失敗する例を検証し、失敗しないために学ぼう】」を公開した。動画では、レバナス(ナスダック100のレバレッジ商品)を取り崩すシミュレーションを通じ、FIREを失敗に導く「順序リスク」の恐ろしさと、それを乗り越えるための具体的な条件を解説している。

Dr.ゆうまはまず、元本3000万円から定率で取り崩す場合、約4回に1回は失敗するリスクがあることを提示した。過去のデータを基に最悪のタイミングで取り崩しを始めたケースを検証し、ITバブル崩壊直前の2000年3月に開始した場合、わずか1年で3000万円の資産が350万円にまで激減し、「このパターンだと完全に破産」する結果になったことを紹介した。

一方、暴落後の2002年10月に開始したベストケースでは、20年間で最終資産が約1億円に達したという。この結果から、取り崩し開始直後の数年間に大きな下落が来るかどうかという「順序リスク」が、成否を分ける最大の要因であると分析した。

このリスクを回避してFIREを実現する条件として、Dr.ゆうまは「余裕を持った計画」と「初期の下落に備える」ことの重要性を説く。目標金額に達した直後にすぐFIREするのではなく、資産を多めに確保しておくことが求められる。さらに、暴落時に備えて現金や高配当株などの保険を持つべきだとし、リーマンショック級の暴落でも約1319万円の現金余力があれば耐えられると試算した。

動画の終盤では視聴者からの質問に答える形でiDeCoの活用法にも言及し、高収入層にとって所得控除のメリットが大きいことを補足した。レバナスFIREは理論上可能であるものの、取り崩し開始時の暴落に備えた綿密な資金計画と防衛策が不可欠であることが示されている。

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