イスラエルのネタニヤフ首相は9日、アメリカのトランプ大統領が主導するパレスチナ自治区ガザ地区の「平和評議会」が示した和平実現への工程表を拒否すると述べました。

ネタニヤフ首相は9日、トランプ大統領が議長を務め、ガザ地区の暫定統治を監督する「平和評議会」が示した和平に向けた15項目の工程表を拒否すると表明しました。

イスラエルメディアによりますと、ネタニヤフ首相は、「イスラム組織ハマスが武装解除するまで、イスラエル軍は撤退しない」とした上で、「見せかけの武装解除ではなく、真の武装解除が必要だ」とし、ハマスが武器を一切持たないことが条件であると強調しました。

ガザ地区の和平交渉をめぐっては、先月30日にトランプ大統領が、ハマスの武装解除について「歴史的な合意に達した」と発表していました。

ネタニヤフ首相は「アメリカ側の提案には受け入れられるものとそうでないものがある」と話していて、合意の実現はさらに遠のいた形です。