広島テレビ放送

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 NHKの記者時代に呉で勤務されていた池上彰さんが呉のまちを巡り、呉の名物「細うどん」の店を訪れました。

■池上 彰 さん
「こだわりうどんとなっていますね。ここ呉市役所のすぐそばなんです。うどん屋さんなのにカフェみたいにオシャレになってますね。行ってみましょう。」

 大和ミュージアムと同じ今年4月、リニューアルオープンしました。
 キッチンの鍋から引き上げられたのは呉名物、細うどんです。
 前身は戦後間もないころに店を開いた「七福」。10年ほど前に一度閉店しました。
 その味を惜しむ声に応え、創業者の孫・高橋さんが親友の福島さんとお店を再開しました。

■池上 彰 さん
「細うどんは、おばあちゃんからの直伝?」
■創業者の孫 高橋 恵子 さん
「おばあちゃんの時代からのものを、おばさんに教えてもらって」

 麺は以前と同じ製麺所から仕入れています。呉で勤務経験がある池上さん、だんだん記憶がよみがえります。

■創業者の孫 高橋 恵子 さん
「油揚げを甘く炊いて」
■池上 彰 さん
「思い出した」

 呉市民にとって懐かしの味。細うどん、出来上がりました。

■池上 彰 さん
「食リポなんかやったことないんでね。そばみたいにツルツルいける」

 こだわりが詰まっているのが、だしです。

■創業者の孫 高橋 恵子 さん
「だしは、いりこと昆布で。先代に教えてもらって、前からお店に来ていた人が、もう1回やってほしいとか、もう1回食べたいとか。うちの家族も言っていたので、その味が再現できたらなと思って」

 先代の時代から足しげく通う常連客に、お話を聞きました。

■池上 彰 さん
「先代と味はどう?」
■常連客
「一緒ですね」
「味が変わってなくてビックリした」
「さくさく天ぷらを食べながらという、うどんが多いと思うけど、しゅんだおでんみたいな」
「しゅんだ天ぷらの汁を飲み干すのが、おいしかった」

 そこまで言われたら、食べてみないわけにはいきません。天ぷらを追加オーダー。しっかりだしを“しゅませて”いただきます。

■池上 彰 さん
「甘くて、おいしい!」
■常連客
「だしが他のうどんと比べてコクがあって甘め」
■池上 彰 さん
「だしが染みてるから!これは天下一品だわ」
「真面目な話でいえば、呉が産業都市として発展してきた。 食もこういうものだった。ざっくりいえば労働者のための。戦艦大和を作ってた人も、これを食べてたのかなあ」
■常連客
「いたるところに、お好み焼きやうどん屋はある」
■池上 彰 さん
「あの戦艦ヤマトは、うどんがつくった。」
■常連客
「諸説あります(笑)」

【2026年8月7日 放送】