「嫌だと言わなかったから同意とはならない」斉藤慎二被告の裁判から元刑事が放つ、現代社会が抱える認識のズレ
治安戦略アナリストの小比類巻文隆氏が自身のYouTubeチャンネルで「元ジャンポケ斉藤慎二被告に懲役7年求刑。元警視庁刑事が解説」を公開した。動画では、元ジャングルポケットの斉藤慎二被告が不同意性交等などの罪に問われている裁判を取り上げ、検察から求刑された懲役7年という重さと、法改正後の「同意」のあり方について専門家の視点から見解を語っている。
小比類巻氏はまず、ロケバスという密室で起きた本事件について「目撃者も物証もない」と指摘し、被害者の証言や事件直後の行動が裁判の行方を左右すると説明する。被害女性は「怖くて声が出なかった」「仕事への影響が出ると思い抵抗できなかった」と主張する一方、斉藤被告側は「無罪」を主張し、女性から褒められたことで「同意があると思った」と真っ向から対立している現状を解説した。
さらに、小比類巻氏は2023年の刑法改正によって新設された「不同意性交等罪」の条文を直接読み上げながら、現代における「同意」の解釈が厳格化されている点を強調する。「沈黙は同意ではないというふうに明確に位置付けられている」と述べ、影響力のある立場を利用して同意しない意思を形成・表明できない状態にさせた場合、厳しく罰せられることを解説。「同意してるんであれば、はっきり言ってもっとゆっくりいたすところがある」と、ロケバス内という環境自体が合意の不自然さを物語っていると独自の見解を示した。また、被告側が提示した2500万円の示談金を女性側が拒否したことにも触れ、被害者の処罰感情の強さが求刑の重さに反映されていると分析した。
最後に小比類巻氏は、今回の事件が単なる芸能界のスキャンダルにとどまらず、社会全体に「同意」の認識を問うものであると警鐘を鳴らす。権力関係や密室という環境下において「嫌だって言わなかったから同意じゃないよ」と断じ、現代社会を生きるすべての人が法改正に伴う認識のアップデートをしなければならないと力強く提言した。
小比類巻氏はまず、ロケバスという密室で起きた本事件について「目撃者も物証もない」と指摘し、被害者の証言や事件直後の行動が裁判の行方を左右すると説明する。被害女性は「怖くて声が出なかった」「仕事への影響が出ると思い抵抗できなかった」と主張する一方、斉藤被告側は「無罪」を主張し、女性から褒められたことで「同意があると思った」と真っ向から対立している現状を解説した。
さらに、小比類巻氏は2023年の刑法改正によって新設された「不同意性交等罪」の条文を直接読み上げながら、現代における「同意」の解釈が厳格化されている点を強調する。「沈黙は同意ではないというふうに明確に位置付けられている」と述べ、影響力のある立場を利用して同意しない意思を形成・表明できない状態にさせた場合、厳しく罰せられることを解説。「同意してるんであれば、はっきり言ってもっとゆっくりいたすところがある」と、ロケバス内という環境自体が合意の不自然さを物語っていると独自の見解を示した。また、被告側が提示した2500万円の示談金を女性側が拒否したことにも触れ、被害者の処罰感情の強さが求刑の重さに反映されていると分析した。
最後に小比類巻氏は、今回の事件が単なる芸能界のスキャンダルにとどまらず、社会全体に「同意」の認識を問うものであると警鐘を鳴らす。権力関係や密室という環境下において「嫌だって言わなかったから同意じゃないよ」と断じ、現代社会を生きるすべての人が法改正に伴う認識のアップデートをしなければならないと力強く提言した。
YouTubeの動画内容
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チャンネル情報
元警視庁刑事・国際捜査官。1993~2023年警視庁。爆弾処理班配属後、警視庁中国語通訳を経て国際捜査官に。以降、国内外の銃器・薬物犯罪の情報収集、秘匿捜査に従事する。ほか殺人、強盗、誘拐事件などあらゆる捜査に参加。退官後、30年に及ぶ警察人生の知見を世の中へ貢献すべく治安戦略アナリストとして活動中。