スペースX、AST SpaceMobileの通信衛星「BlueBird」3機を打ち上げ
SpaceX(スペースX)は日本時間2026年8月5日、ケープカナベラル宇宙軍基地から「Falcon 9(ファルコン9)」ロケットを打ち上げ、アメリカ企業AST SpaceMobileの次世代通信衛星「BlueBird(ブルーバード)」3機を所定の軌道へ投入しました。
打ち上げに関する情報は以下の通りです。
打ち上げ情報:Falcon 9(BlueBird 11-13)
・ロケット:Falcon 9 Block 5
・打ち上げ日時:日本時間 2026年8月5日 16時49分
・発射場:ケープカナベラル宇宙軍基地 SLC-40(アメリカ)
・ペイロード:BlueBird 11・12・13(BlueBird Block 2)
今回打ち上げられたのは、AST SpaceMobileの第2世代にあたる「BlueBird Block 2」衛星3機です。第1世代のBlock 1と比べて最大10倍の帯域容量を持つように設計されており、約2400平方フィート(約223平方m)のフェーズドアレイを備えます。AST SpaceMobileによると、低軌道に展開される商用フェーズドアレイとしては史上最大といいます。3機は打ち上げから約54分後から約64分後にかけて順次分離されました。今後2週間ほどかけてアレイを展開し、動作確認を経てコンステレーションへ加わる予定です。
BlueBird衛星は、人工衛星と地上のスマートフォンが直接通信する「Direct-to-Device(D2D※)」技術に対応しており、専用の衛星通信端末を用意することなく、市販のスマートフォンを利用できるのが特徴です。
※…宇宙空間の人工衛星と、地上の市販スマートフォンが直接通信を行う技術。同種の技術は、SpaceXのStarlinkなど他社では「Direct-to-Cell(DTC)」とも呼ばれる。
楽天モバイルと連携して日本でのサービス提供を計画
衛星業界メディアのSatNewsは8月4日、AST SpaceMobileが日本でDirect-to-Cellularの運用を開始したとFCC(アメリカ連邦通信委員会)へ通知したと報じました。ただし、AST SpaceMobileと楽天モバイルは、日本で一般利用者向けの商用サービスを開始したとは発表していません。一方、楽天モバイルはAST SpaceMobileと連携し、2026年第4四半期の国内サービス提供開始を目指しています。
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文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部
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