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 ◇セ・リーグ 阪神10―5DeNA(2026年8月6日 横浜)

 今度は、薄暮の横浜で度肝を抜く“驚弾”をぶち込んだ。2戦連続スタメンの阪神・ガルシアが圧巻の2戦連発。新助っ人のパワーは、やはり本物だった。

 「いい感じで打てましたし、感触も良かったよ。いいホームランになって良かった」

 3点を先制した直後の初回無死二、三塁。3ボールからビドが投じた真ん中のスライダーにフルスイングを仕掛けた。バットから超速で飛び出した打球は左中間席の最上段へ着弾。NPB公式サイトも測定不能?の一発は、もう少しで場外へ飛び出すほどの豪快な放物線だった。前日5日の一戦では8点差の8回、4打席目に満塁弾。劣勢の展開でのNPB1号に表情も硬かったが、この日ばかりは三塁ベンチで満面の笑みがこぼれた。

 「(前日と)同じように打とうというイメージがあった。シンプルにいい打撃ができて良かったよ」

 日をまたぐ2打席連発。阪神の新外国人野手のNPB初安打が本塁打はガルシアで12人目だったが、2打席連続本塁打は今回が初めてだ。5日の「NPB初安打が満塁弾」に続く2つ目のチーム外国人選手初を記録した。2回1死一、二塁の2打席目は左肘に死球。4打席目は左前打を放ち、大当たりの一日に勝利もついてきた。

 単年契約の約6万ドル(約972万円)という破格の安さで加入した大砲。母国・ドミニカ共和国に住む両親や家族にはNPB初アーチの後に連絡を入れた。日本で奮闘する姿を母国へ届け続けるつもりだ。

 「子どもはまだ1歳の娘。赤ちゃんだから分からないと思うけど、(初本塁打は)奥さんが喜んでいるのは伝わったんじゃないかな。娘はかわいいし、早く会いたい」

 “当たればもうけもん”と言わせるつもりはない。「(1軍投手に)徐々に慣れてきている。もっともっと貢献したいね」。ド派手なパフォーマンスを続ける大砲。大化けの予感が漂ってきた。(石崎 祥平)

<阪神初弾から2打席連発は17年ロジャース以来>

 ○…ガルシア(神)が初回に2号3ラン。前日5日の8回最終打席で移籍初安打の満塁弾を放っており、試合またぎの2打席連発とした。阪神の新外国人野手のNPB初安打が本塁打はガルシアで12人目だったが、2打席連続本塁打は今回が初めて。前日の「NPB初安打が満塁弾」に続く2つ目のチーム外国人選手初を記録した。なお、初安打に限らない移籍初本塁打から2打席連発は、17年のロジャース以来9年ぶり。

<12年ぶり初回7点>

○…阪神のイニング7得点は25年9月13日巨人戦(東京ドーム)5回の7得点以来。初回に限れば14年7月1日ヤクルト戦(倉敷)の7得点以来12年ぶりになる。