ベッセント氏、日銀総裁の名前挙げ「必要なこと実行すると信じている」…協調介入「単なる介入以上」と強調
【ワシントン=坂本幸信】ベッセント米財務長官は4日、米CNBCテレビのインタビューで協調介入を巡り、「日本は、軍事的にも経済的にも素晴らしい同盟国で、これは単なる介入以上のものだ」と強調した。
意義については、「円相場の安定は、米国にとってだけではなく、地域全体にとっても非常に重要だ」と説明した。
ベッセント氏は日本に対し、「自国通貨の過小評価を食い止めるために、真剣に努力していることを理解している」とも述べた。その上で、今後も「(日本を)助けるために、あらゆる手段を講じる」として、投機筋の動きをけん制した。
一方、ベッセント氏は「介入によって市場にシグナルを送ることはできても、相場の流れを変えるのは政策だ」と訴えた。日本銀行の植田総裁の名前を挙げ、「必要なことを実行すると信じている」と述べ、改めて利上げを求める考えを示唆した。
今回の協調介入を巡り、英紙フィナンシャル・タイムズは、米国側の介入はユーロを売って円を買う形で行われたと報じていた。
ベッセント氏はこの点に関しては、欧州の中央銀行などとも緊密に連絡を取り合っているとし、「今回の措置は、(外貨)準備資産の再配分に過ぎない」と説明したことを明らかにした。

