Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

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静岡県内から被災地を支援する動きが広がっています。
3日、県は現地に職員を派遣しました。
また、ボランティア団体も支援に向けた準備を進めています。

3日午前、県庁で行われた出発式。

(塚本副知事)
「皆さんの使命は2つあります。1つは宇城市、そして被災された方の支援。そしてもう1つは、現地の情報把握であります」

第一陣として派遣されるのは、県危機管理部の職員3人です。
4日から、1週間程度熊本県宇城市で避難所の運営や罹災証明の受付などにあたります。
一方、県内の災害ボランティア団体も支援の動きを加速しています。
この週末、熊本の被災地を訪ねたボランティア団体の代表が「静岡県ボランティア協会」に現地の様子を報告しました。

(静岡県ボランティア協会 鳥羽理事長)
「大変暑い中を出かけていただいて、ありがとうございました。実際行かれて、肌感覚としてどうだったのか?」
(ボランティア協会 大石さん)
「ざっと見て、あれだよね、建物自体は、倒壊してるようなものもなかったんだよね」

2人が、1日目に訪れたのは10年前の熊本地震の際に主に支援活動をした嘉島町。
今回は震度6強を観測しました。

(ボランティア団体 玉木さん)
「やっぱ10年前の被災の経験があって、だいぶ、その10年間で直したり新築のお宅もだいぶ増えていて瓦が落ちたりとか、建物が倒壊してるようなところは目にすることが少なかった」
(ボランティア団体 大石さん)
「地元的には社協さんとお話をしたんですけども、もっと被害が大きい地域の、八代とか、向こうの、宇城と氷川とか、あの辺りの方が被害が大きいので、うちよりも向こうに行ってもらった方がいいようなニュアンスのこと言われて」******

そして、2日目は、より被害が大きかったという八代市や震度7を観測した氷川町を視察しました。

(ボランティア団体 玉木さん)
「八代市にある避難所なんですけれども、そこに関しては、停電が復旧した関係で、エアコンがついている教室の方に避難、体育館で避難生活されていた方は移動されて、少しでも涼しい環境で避難生活ができるようにということで移られたというのを伺いました。で、外から、窓の外から見えた様子なんですけれども、段ボールベッドのようなものを使って直接床に寝るような環境というのは少しずつ減ってきてるのかなという感じがいたしました」
電気は徐々に復旧しているということですが、断水の影響が深刻だといいます。

(ボランティア団体 玉木さん)
「やはり夏でだいぶ復旧作業で汗をかく中でお風呂に入れない、入浴ができないというのが衛生環境的にもの生活されてる方自身のメンタル的にもだいぶ辛い面があると思うので、そういうところの水が早く復旧するようにちょっと願っています」

県ボランティア協会では今後、この情報を県や他の団体にも共有し、被災地支援をどうしていくか検討するということです。

(静岡県ボランティア協会 鳥羽理事長)
「10年前も、家の片付けをしたり瓦礫の撤去したりだとか、足湯に行ったりとかですね月1もしくは月に2回ぐらいのペースで、ボランティアさんが出かけていかれたらなという風に思いますんで、とにかく行くためには活動資金がどうしても必要になってくるもんですから、募金もお願いしつつその体制、出かけていく体制をですね、作って準備をしていきたいなと思いますね」

被災者の心のケアを中心に長期的な支援体制も整えていく方針です。
また、災害時に深刻化するトイレ問題を解決するため熊本にトイレトレーラーを派遣しようとしている団体も。

御殿場市在住の石川淳哉さんは全国の自治体と協力してトイレトレーラーや給水車などを被災地へ派遣する団体の共同代表理事です。この活動に御殿場市や富士市を含め全国58の自治体が参加しています。
この日は、熊本県のボランティア団体が主催するWEB会議に参加し情報収集をしていました。

(石川淳哉さん)
「ものすごく水が足りないと聞いている。全体的にそうなのか?」
(現地のボランティア団体)
「飲料水はどんどん入ってきだしたので充足はかなり入ってくると思います、ただ生活用水ですね、それこそ入浴用の水だとか、それこそボランティアセンターが始まりますと洗浄用の水だとか特に必要となりますので、そういうのにはかなり」
(石川淳哉さん)
「トイレ環境をよくするという事は、生活水準をいつも通りに近づけることにとっても大切なこと。それができないとどんどん体調が悪化して、災害関連死になるというのが多いという事が科学的にわかっているんです。僕らは災害関連死をゼロにしたい」

石川さんはきのう、被災地に入り視察を行っていて今後、全国の自治体からトイレトレーラーなどを運ぶ予定だという事です。

【スタジオ】
(澤井志帆 キャスター)
静岡県内でも支援の動きが広がっています
3日で地震発生から6日ですが、津川さん
この時期に特に必要とされる支援というのはどのようなものなんでしょうか?

(津川祥吾 コメンテーター)
まず皆さんおっしゃっていますが、何が必要かは現場によって違います。
ですから、現場の情報をしっかりと捉えるというのがまず必要になります。
先遣隊のように災害復旧のプロみたいなボランティアの方々も結構いらっしゃって、もうすでに現場に入られていて、現地の知人とお話をしたらまず「静岡県の方、すでにたくさん応援に入っていただきましてありがとうございます」皆さんに伝えてくださいと言われたので伝えておきます。
ただ同時に気象庁がまだしばらく大きな揺れがあるかもしれないと言っているので、その暑さと揺れにも十分注意してくださいというお話でした